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古本の雑誌 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2022/04/10

古本屋と古本が好きな方におすすめの本。気難しい店主がいる店のレポート、古本マニアになるきっかけ、古本エッセイ、コンプリートまでの道のり、全国の良い古本屋など楽しく読めました。

Posted byブクログ

2018/10/14

ようやく読了。古本をコレクトするもの、探す者、売る者、買うもの…それぞれのスタイルから古本の魅力をかったった一冊でした。 でも自分は読むために探す者にしかなれないなと深く思わされました。 コレクトする熱意にはついて行けないし、売る側に回るには覚悟が足りない(本当に大変な仕事なんで...

ようやく読了。古本をコレクトするもの、探す者、売る者、買うもの…それぞれのスタイルから古本の魅力をかったった一冊でした。 でも自分は読むために探す者にしかなれないなと深く思わされました。 コレクトする熱意にはついて行けないし、売る側に回るには覚悟が足りない(本当に大変な仕事なんですね…) まあ読むために探す者で十分楽しめるわけでそれでいいかと(笑) 他に「たけうま書房」「彷書月刊(!)」「高原書店(!!)」「書物によって点綴された宇宙」が素晴らしかった。

Posted byブクログ

2018/01/26

古本好きの古本好きによる古本好きのための本。 基本的には『本の雑誌』に掲載されていたコラムのまとめなんだろうか。ところどころ把握しづらい箇所があったりする。 こういう本を読むと、どうしても東京が羨ましくなるなぁ。

Posted byブクログ

2015/03/11

自分も積読本が数千冊(それも恐らくほとんど価値のない)あるので、手当たり次第買ってしまう人の気持ちや、家族との戦いはよく分かる。 サラリーマン稼業を辞めて気楽に古本屋もいいなぁとも思ったこともあるが、そんなに甘いもんでもないというのも、改めて認識できた。 リタイアしたら、全国...

自分も積読本が数千冊(それも恐らくほとんど価値のない)あるので、手当たり次第買ってしまう人の気持ちや、家族との戦いはよく分かる。 サラリーマン稼業を辞めて気楽に古本屋もいいなぁとも思ったこともあるが、そんなに甘いもんでもないというのも、改めて認識できた。 リタイアしたら、全国の古本屋巡りでもしたい。板橋のS書店のようなオヤジに巡り会わないのを祈って。 このジャンルの本は何故か好きで、怖いもの見たさ。或いは、マニアにはなりきれない代償をこのての本を読むことで補ってんのかもしれない。

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2013/04/17

古本屋(20坪、40万円の家賃)を始めるために必要な資金は735万円だそうだ。高いといえば、高い。案外手軽と言えば、手軽である。しかし、これは都内での発想だろう。岡山の田舎では、この坪数では客は来ないし、ペイ出来ない。 「ビブリア古書堂の事件簿」のドラマを見る事もなく見ていたの...

古本屋(20坪、40万円の家賃)を始めるために必要な資金は735万円だそうだ。高いといえば、高い。案外手軽と言えば、手軽である。しかし、これは都内での発想だろう。岡山の田舎では、この坪数では客は来ないし、ペイ出来ない。 「ビブリア古書堂の事件簿」のドラマを見る事もなく見ていたのであるが、主人公に近いぐらいの知識が必要ならば、ちょっと手が出ないな~という気がする。ぼんやり一日中本を読む生活にもならないらしい。憧れだけで終わらすのが良さそうだ。 なんか知らんけど、古本マニアはやはりいるようで、有象無象のマニアがこの「雑誌」の中にはうようよしているが、基本無視した。 どうも東京は本を売るのも買うのもまだまだ文化があるようで、売る時の値段は五分の一とか十分の一とかおっしゃっている。(どの古本屋に行っても)本を引き取ってもらえない、一律一冊10円ぐらいにしかならない、という悲哀は東京者にはわからない。(そこらへんの事情は僅かに177p-179pに触れている) 基本的に役の立たない雑誌だった。 2013年3月30日読了

Posted byブクログ

2013/02/26

【蔵書案内】坂東市の図書館:古本というとマニアックな印象を持ちますが、この本は古本の初心者にも楽しめる本です。対談が興味深いです。ちょっと手にとって読んでみませんか?

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2013/01/13

三浦しをんがデビュー後も高原書店でバイトしてた話とか、設定された古書5冊を制限時間4時間で探す挑戦とか、小説家が蔵書2万冊を放出する話とか、年に2千冊も古書を買い漁って3割が重複だとか、元スナックを居抜きで借りて開業した古本屋とか、本当にみんな本が好きで好きで、それぞれのスタイル...

三浦しをんがデビュー後も高原書店でバイトしてた話とか、設定された古書5冊を制限時間4時間で探す挑戦とか、小説家が蔵書2万冊を放出する話とか、年に2千冊も古書を買い漁って3割が重複だとか、元スナックを居抜きで借りて開業した古本屋とか、本当にみんな本が好きで好きで、それぞれのスタイルで楽しんでるのを読んで本当に楽しかった。 近所の古本屋しまぶっく店主の渡辺さんが座談会に出てておぉ〜って。古書組合に所属せず買取もせずで、午前中に自分でブックオフや神保町を廻って集めてくるってのは面白かったな。本屋の雰囲気で勝負というのが、他の古書屋からみても斬新なんだって。私も自分用の文学やら子供用の絵本やら結構お世話になってます。

Posted byブクログ

2012/12/28

古本マニアがすすめる全国古本屋ガイド 古本者人生すごろくを作ろう など古本に関する特集を収録。 なんとも痛快な本である。読んでいて楽しくなってしまう。 本書の語り部たちは書鬼と言っていいレベルの猛者達である。 自分は到底及ばないし、趣味もジャンルも異なるが全ての本好きに通...

古本マニアがすすめる全国古本屋ガイド 古本者人生すごろくを作ろう など古本に関する特集を収録。 なんとも痛快な本である。読んでいて楽しくなってしまう。 本書の語り部たちは書鬼と言っていいレベルの猛者達である。 自分は到底及ばないし、趣味もジャンルも異なるが全ての本好きに通じるようなエッセンスが感じられる。 まかりまちがって、東京に生まれていたら神保町や早稲田に通っていたかもしれぬなあと思って読みました。 月並みだが古本は文化だと思う。誰かが新刊を買い、読んで不用になった者が売られる。それを必要とする人がいて商売が成り立つことにより知のサイクルが出来る。若者の活字離れが叫ばれ過疎化が進む昨今、果たして地方でそのサイクルがいつまで維持されるのだろうか。ブックオフの本棚を眺めるたびに空恐ろしくなる。 唯一田舎の利点を上げると収納に融通が利く事か。実家の空き部屋を好き勝手に使える事は嬉しい。本書でも未読王氏が「男の夢は書庫なのだ」という記事を書いているが、書斎を飛び越して書庫とは。やっぱり移動式書棚が必要だよねと共感してしまった。

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2012/11/27

自分は「古本者」ではないのに、なぜか古本の話は大好きだ。モノとしての本を偏愛する奇人変人の方々のスットコドッコイぶりが笑える。もう本末転倒なんて生易しいものではないのだもの。 「買った本?読まないよ。そんな時間があったら古本屋をまわる」 「読むなんてとんでもない!本が汚れるじゃ...

自分は「古本者」ではないのに、なぜか古本の話は大好きだ。モノとしての本を偏愛する奇人変人の方々のスットコドッコイぶりが笑える。もう本末転倒なんて生易しいものではないのだもの。 「買った本?読まないよ。そんな時間があったら古本屋をまわる」 「読むなんてとんでもない!本が汚れるじゃないか!」 古本関連で私が一番好きなのは喜国雅彦さん。また新作が読みたくなった。

Posted byブクログ

2012/11/10

コレクションとしての古本にはあまり興味が無いけど、すぐ本が絶版になる昨今、古本で探さざるを得ない本も増えてるし、見たこと無い本に出会える楽しさは捨てがたい。いや奥が深い世界です…。

Posted byブクログ