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貧困のなかでおとなになる の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/01/24
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ジャーナリストの方が書いた文面が特徴的であった。 定時制高校の不合格は高校生になる年代の子どもたちへの居場所を奪うことになる。学校的にどうしようもない時につながれる機関の存在、また高校中退〜卒業者という狭間にある人々の居場所の確保が課題であると感じる。

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2020/07/16

◯貧困はなくすことができない(トレードオフ関係、人←原因特定自体難しい) →認知、直視することの重要性=和らげる ◯ある意味、最先端(定時制等) ←社会の矛盾を背負わされた子ども(人)が集まる

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2016/09/28

子どもの貧困について。 無保険による未受診の問題、定時制高校で起きてくる問題、各地での支援の状況などが紹介されています。 いろんな家庭の状況が少しずつ紹介されているので、概観を掴むのに参考になりました。

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2016/07/22
  • ネタバレ

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朝日新聞大坂本社の記者だそうだ。朝日新聞もたまにはいいことを書く。ほんと福祉に携わる者として、切ない話だった。虐待の連鎖とともに、貧困も連鎖するのか。食事を無料で食べられる、子ども食堂が広まってるというけど、勉強をする場も必要なんだなぁ。定時制が定員オーバーしているとは知らなかった。我が地元もそうなんだろうか。大阪が特別なのではなく、大阪は速いのだ、というのが印象的。本当私が貯めている小金を他人様のために使えるか、というのを思いながら読んだ。ちょうど今日そういうキャリアの話をしたばかりだ。タイムリー。これから私はどう生きるか。

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2013/02/03

財政再建を理由に市民福祉や社会保障を削る風潮があって、それへの反対意見に対して「長期的な目線を!」や「甘やかすな!」といった批判を食らうが、この本に出てくるデータや様々な事例を見ただけでも「どっちが短絡的なのか」や「自分達の考えるやり方の結末を考えろ!」や「「頑張れば何とかなる」...

財政再建を理由に市民福祉や社会保障を削る風潮があって、それへの反対意見に対して「長期的な目線を!」や「甘やかすな!」といった批判を食らうが、この本に出てくるデータや様々な事例を見ただけでも「どっちが短絡的なのか」や「自分達の考えるやり方の結末を考えろ!」や「「頑張れば何とかなる」という考えのスタートラインにも程度がある…あまり根性論を押し付けるな!」といった考えに至る。 行政がその考え方なら市民同士で結束して戦っていくしかない。 また、この本を読んで、市民レベルのボランティアの学習指導もさることながら、橋下によって潰されようとしている「こどもの家」事業や定時制高校といった子どもたちの最後の拠り所は何としても残す方向に進まないとこの国は終わるとも思った。 「貧困の連鎖」「貧困の世代間継承」断ち切るには貧困から抜け出すための「教育」と「環境整備」は不可欠。 メモ 「始めから子どもの芽を摘む社会」 お金がないから欲しいものや必要なものが手に入らない不便さ× →お金がないことから始まる孤立、あらゆる情報からの疎外、学業不振、学力の遅れを立て直せない環境、夢を持たないという自己防衛 6人に1人が貧困家庭で育つ(323万人) 1週間に1人が虐待で命を奪われる 5日に1つの学校がなくなる人数の高校中退者がいる (1学年6クラス40人学級想定) 貧困線(国民生活基礎調査) 4人世帯→224万(月18万6000円) 3人世帯→194万(月16万1000円) 2人世帯→158万(月12万2000円) 子ども一人当たりの年間の学習費(学用品、通学日、修学旅行代、給食費、習い事、参考書等) 公立の小学生30万円、中学生46万円、全日制の高校生39万円 学力がつかないことが貧困につながり、さらに次の世代も学力がつかないという貧困の再生産 定時制高校は貧困層の受け皿 普通科高校(全日制)に入れなかったものの、私立にも入れない子ども 、働きながら通う子ども(入ってからも制服代や教科書代、修学旅行代など色々と費用がかかる)

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2013/01/29

朝日新聞の連載に加筆・修正をしたもの。著者が大阪本社の記者さんなこともあり、大阪府の話が多いです。あと教育に関する話も。「ドキュメント高校中退」を読んだ時も思ったけれど、受け皿として定時制高校は大事だと改めて感じた。 最新データによると生活保護受給者の4分の1は生活保護受給世帯...

朝日新聞の連載に加筆・修正をしたもの。著者が大阪本社の記者さんなこともあり、大阪府の話が多いです。あと教育に関する話も。「ドキュメント高校中退」を読んだ時も思ったけれど、受け皿として定時制高校は大事だと改めて感じた。 最新データによると生活保護受給者の4分の1は生活保護受給世帯で育ったそうです。そんな中、生活保護費が引き下げられるとのニュースも。貧困の連鎖が減る日は来るのでしょうか・・・。

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2012/12/25

「貧困の連鎖」、「貧困の世代間継承」、子どもにかかる予算などを減らそうとしている自治体もあるが、本当に必要なのはその子たちがさらなる保護を必要としないように力をつける支援をしていくこと。 まさにその通りだと思う。 その方が合理的とも思えるのに、そうなっていかないのはどうしてなのか...

「貧困の連鎖」、「貧困の世代間継承」、子どもにかかる予算などを減らそうとしている自治体もあるが、本当に必要なのはその子たちがさらなる保護を必要としないように力をつける支援をしていくこと。 まさにその通りだと思う。 その方が合理的とも思えるのに、そうなっていかないのはどうしてなのか、、、

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