面白いほど世界がわかる「地理」の本 の商品レビュー
本書では世界を6地域に分け、各地域の概観のあと代表的な国の成り立ちや特徴、日本との関連性などが述べられます。国によってページ数は22P(アメリカ)から2P(エチオピア)とまちまちで、取り上げられない国も少なくありません。 地理的な側面から世界を把握するものと受け取れるタイトルで...
本書では世界を6地域に分け、各地域の概観のあと代表的な国の成り立ちや特徴、日本との関連性などが述べられます。国によってページ数は22P(アメリカ)から2P(エチオピア)とまちまちで、取り上げられない国も少なくありません。 地理的な側面から世界を把握するものと受け取れるタイトルですが、そこまで地理についての要素が特別多いわけではなく、地図掲載も控えめで写真はありません。とりたててトリビア的な情報を扱っているわけでもなく、2012年に出版された単行本の文庫化ということもあって、新奇な情報で好奇心を満たしたい方には向きません。 どちらかというと各地域と国の概要知識を広く浅く仕入れたい方に向けて書かれたお手軽な一般教養書です。ここで気になった国をほかの書物やネットでさらに調べるための入口としては悪くありません。
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地理的な視点を基に、各国が形成された経緯や歴史、現在抱えている問題を浅く広く抑えています。この本を読んた上で気になった国について更に深堀りしていくのが良いかと思います。個人的にはインドネシア、ニュージーランドが好きです。
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