特捜検察は誰を逮捕したいか の商品レビュー

大島真生【著】

2013/01/29

特捜検察の劣化は目を覆うばかりだ。

著者は、新聞記者として特捜検察と付き合ってきた経歴で、戦後の特捜検察の変遷を書き綴った。

特捜検察の転落、劣化の原因、組織の宿命が堕落を招いた、改革は成功するのか？、小沢捜査の真相という章立てで書かれてある。

所詮、記者クラブに身を置く産経新聞社の記者と云う限界性は打破できない。

記者として書かれてある検察官、政治家業界との付き合いで得た裏情報だのだろう。

それ以上のものでもないし、それ以下のものでもないという印象である。