リアリティのダンス の商品レビュー
彼の映画はいわずもがな、ホドロフスキー自身を映像でみると、溢れ出るエネルギーに驚きます。 こんな人が存在しているなんて、こんなに"生きている"人がいるなんて。 そもそもどうしてそんなに生き生きしているのか、 その理由は、この本を読むと腑に落ちます。 強刺激。
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私自身を変えるためには知性か想像性か。 私は後者を選んだ。 想像することで人生と向き合える。 もし私が山だったら、川だったら、神だったら。 そんな風に視点を動かしてあらゆるものからの教えを知り、学ぶことで人生というもののあり方が見て取れるのだと。 ここは広すぎる宇宙の小さすぎ...
私自身を変えるためには知性か想像性か。 私は後者を選んだ。 想像することで人生と向き合える。 もし私が山だったら、川だったら、神だったら。 そんな風に視点を動かしてあらゆるものからの教えを知り、学ぶことで人生というもののあり方が見て取れるのだと。 ここは広すぎる宇宙の小さすぎる銀河の果ての地球、、 そんな中のひと世代の移り変わりの中のただ一つの命、、 ものの大きさで価値は測れない。 本当に大切なものを大切にして、どこまでも本物を探しに行く物語。
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ホドロフスキーの自伝的小説 高校生の頃バウスシアターでエルトポを観て衝撃を受けてから、ホドロフスキー映画に注目しています。 前半はとても面白かった。 後半はあまり記憶にないのです。 ごめんなさい。 リアリティのダンス、映画はとても良かったです。 エグい映像表現とは裏腹に深い...
ホドロフスキーの自伝的小説 高校生の頃バウスシアターでエルトポを観て衝撃を受けてから、ホドロフスキー映画に注目しています。 前半はとても面白かった。 後半はあまり記憶にないのです。 ごめんなさい。 リアリティのダンス、映画はとても良かったです。 エグい映像表現とは裏腹に深い人類愛のようなものが溢れている。
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映画最高でした。「未来の君はもうすでに今の君自身なのだ。苦しみに感謝しなさい。そのおかげでいつか私自身になれる。生きろ」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画の備忘録にお邪魔しますよー。 完全人間賛歌。凄かった。 アレハンドロ本人をモデルとした少年と、異様にマッチョを大事にする父、なぜか必ずオペラふうに歌うことでしゃべる母(巨乳!裸!)、が軸。 だんだんと父が「エル・トポ」のように見えてくる。 つまり単なるDV親父ではなく、どこかしら行者のようにも見え始めるのだ。 映画にすることで過去の父母を、そして自分自身を再生させる。いわば父を「許す」。「自分の中の父親を許す」。 しかもキャストとして自身が少年アレハンドロの背後に付き添ったり、息子3人を配したり(「エル・トポ」の少年、「サンタ・サングレ」の少年!)。面白い布陣だ。 ともかく大変優しい。
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すばらしい本だが、自伝としては初期の詩的行為を試みるまでのところが秀逸で、後半のサイコマジックの執拗な記述はそれを読みたくて読んでいる人以外には、いささか食傷させるものがあるのではないか。 まあおそらく、治癒ー芸術ー詩化というものが、ホドロフスキーの中でわかち難いものであるとい...
すばらしい本だが、自伝としては初期の詩的行為を試みるまでのところが秀逸で、後半のサイコマジックの執拗な記述はそれを読みたくて読んでいる人以外には、いささか食傷させるものがあるのではないか。 まあおそらく、治癒ー芸術ー詩化というものが、ホドロフスキーの中でわかち難いものであるということだと思う。 ちなみに映画も素晴らしかった。
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