ひっかかる日本語 の商品レビュー
日常生活での気になる日本語の使い方(誤った用法?)についてのエッセイから始まり、後半ではコミュニケーション全般について「聞き方」「聞かせ方」「しゃべり方」「伝え方」などいろいろな切口から筆者の見解が述べられています。 就職活動の面接や、社会人として取引先への営業、また上司からの...
日常生活での気になる日本語の使い方(誤った用法?)についてのエッセイから始まり、後半ではコミュニケーション全般について「聞き方」「聞かせ方」「しゃべり方」「伝え方」などいろいろな切口から筆者の見解が述べられています。 就職活動の面接や、社会人として取引先への営業、また上司からの「ダメ出し」の受け方/受け止め方(あるいは部下への「ダメ出し」の仕方)の理想形や、相手と「気持ちよく」意思疎通をはかる(コミュニケーションをとる)方法/気構えなどについて知ることができます。 筆者の語り口には自虐であったりちょっとした「いじり」であったりとユーモアがあって読みやすく、心理学の知見やこれまでの筆者の経験などを踏まえながら述べられる理論には説得力もあります。 コミュニケーション論として、楽しんで読むことができるだろうと思います。 ただ、前書きにあった「日本語はそれ自体が偉大な娯楽である」という筆者の視点から、いろいろな日本語の「使われ方」についての文章が読めると思っていたのですが、後半部分は「いかに円滑なコミュニケーションを形成するか』という点に集中した話となったところは、少し自分の期待とはズレがあったかな、とも感じます。
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著者の名は【かじはら】ではなく【かじわら】サンである。読者はもうこの時点で引っかかっている。元アナウンサーで、話す・聞くが仕事の「しゃべりのプロ」が、世の中に蔓延している珍妙な日本語に異を唱える。コンビニのトイレによくある張り紙:「いつもキレイに使って頂き...」の文言に対して、...
著者の名は【かじはら】ではなく【かじわら】サンである。読者はもうこの時点で引っかかっている。元アナウンサーで、話す・聞くが仕事の「しゃべりのプロ」が、世の中に蔓延している珍妙な日本語に異を唱える。コンビニのトイレによくある張り紙:「いつもキレイに使って頂き...」の文言に対して、「近未来を先取りして無理やり過去の出来事に変換し、さらに感謝までする強引なコピー」と容赦ないツッコミを入れながら、巷にあふれる「ひっかかる日本語」をばんばん斬りまくる。そういう本かと思えば、機内アナウンスの絶妙な気配りや敏腕インタビュアーの裏ワザなど、高度なレベルの日本語表現やコミュニケーション技術も紹介しており、ビジネス書としても楽しく読める。もしかして引っかかったのは、タイトルで即買いしてしまった読者なのかも?
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元ラジオ局アナウンサーの著者が語る日本語論。は、一章のみ。後半はコミュニケーション論。ラジオから流れて来るのを流し聞きしてる感覚。
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第1章は、言われて始めて気づく日本語の誤った使い方もあり、ふーん。。という感じ。 しつこいセールス撃退法は、うわ。。と思った。あれをやられたら、二度と電話はしないだろうな。。変わった家というレッテル付きで。。 2章以降の話は、実践で参考になる。 「聞く力」の話も出てきているが、こ...
第1章は、言われて始めて気づく日本語の誤った使い方もあり、ふーん。。という感じ。 しつこいセールス撃退法は、うわ。。と思った。あれをやられたら、二度と電話はしないだろうな。。変わった家というレッテル付きで。。 2章以降の話は、実践で参考になる。 「聞く力」の話も出てきているが、これは、日頃から気になっていたこと。たった一言の中にも、十人十色の思いが入っている。それに敏感になれるように、聞く力をもっと強化したいなと、思うとともに、周りの後輩も鍛えなければな。。と、思う。 テンポが良いので、楽々読める本。 ただ、読み進めるうちに、タイトルとは、違う方向に話がいっているところは、あるように思たけど。
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日常生活に飛び込んでくる不思議な言い回しや、人を引き付ける話し方のポイントなど、良くも悪くも梶原さんにとってモヤモヤする日本語を、とことん追求してみる日本語論。 後半は”日本語論”というより”会話術”に特化した内容へ。”日本語”の枠を少し脱線してしまう辺りが、アナウンサー・司会業...
日常生活に飛び込んでくる不思議な言い回しや、人を引き付ける話し方のポイントなど、良くも悪くも梶原さんにとってモヤモヤする日本語を、とことん追求してみる日本語論。 後半は”日本語論”というより”会話術”に特化した内容へ。”日本語”の枠を少し脱線してしまう辺りが、アナウンサー・司会業をされている梶原さんだからこそ見過ごせなかった部分なのかなぁとも思いました。 ご本人が目の前で語っているかのように軽快でテンポ良く、あっという間に読み進められます。日本語の面白さを再認識できる内容でした。
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平成21年度調査より:「読めない字があったときに、どのような手段で調べるか」 若い世代が携帯電話の漢字変換でという答えがもっとも多かったのは納得だが、60歳以上の答えでは「調べない」が、45%とダントツ。他のあらゆる世代よりも敬語に関心は低く、言葉を辞書で調べることもしないという...
平成21年度調査より:「読めない字があったときに、どのような手段で調べるか」 若い世代が携帯電話の漢字変換でという答えがもっとも多かったのは納得だが、60歳以上の答えでは「調べない」が、45%とダントツ。他のあらゆる世代よりも敬語に関心は低く、言葉を辞書で調べることもしないという人も結構な割合でいるというのには驚いた。 池上さんの説明の三大特徴は、参考になった。 ①直接話法の多用 ②擬人化 ③受講生に質問させる
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他人の話す言葉一つ一つにひっかりイチャモンをつける。粘着性、こだわりが尋常でない。いくらなんでも言い過ぎでしょうの連続。言葉癖三姉妹など、なかなか笑える。本人いたって真面目に言っているのが、これまた可笑しい。講学的にも為にもなるのが凄い。とりわけ池上彰氏の会話術は非常に参考になる...
他人の話す言葉一つ一つにひっかりイチャモンをつける。粘着性、こだわりが尋常でない。いくらなんでも言い過ぎでしょうの連続。言葉癖三姉妹など、なかなか笑える。本人いたって真面目に言っているのが、これまた可笑しい。講学的にも為にもなるのが凄い。とりわけ池上彰氏の会話術は非常に参考になる。
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言葉癖五兄弟「逆に言うと/変な話/要は/ある意味/ここだけの話」これらを紋切り型で使っていないか。第一章は「ひっかかる日本語」で面白かったが、第二章以降は何だかどうでもいい。
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共感できる内容 トイレの表示は、私も気になって仕方がなかった 池上彰さんの説明力についても勉強になった
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前半はタイトル通りに、 「1LDK」は「ワン・LDK」と読むのに、2LDK以降はなぜ「にぃ・LDK」と「日本語+英語」になるのか? などの面白いテーマなのだが、 途中から内容が段々タイトルとは離れてきて、ちょっと物足りなかった。
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