飯田のミクロ(1) の商品レビュー

飯田泰之【著】

2015/08/29

個人の選択が積み上がって社会ができている。資源は希少である。入手するには対価が必要。比較優位。需要と供給。競争的な市場。競争条件と企業。外部性と公共財。

グラフによる図示が多く、教科書というくらい、しっかり読めば理解できそうではあるけれど、大変そうなので、図を眺めて終わってしまいました。

2013/08/02

新しい経済学の教科書　とある。
なんとなく感覚的にわかることを経済学の用語で説明する。
そんな姿勢が貫かれていると思う。
教科書とあるだけに、専門用語も出てきます。
入門書にしては、割と豊富に出てくるので、その辺がとっつきにくいと
感じる向きもあるとも感じた。

時に再読したくなる書になるような気がしています。

2013/02/05

やっぱり経済学は難しい！
読み終わっての相変わらずの感想…。だが、部分的には、試験対策のテキストに比べるとはるかに理解しやすい部分もたくさんあった。飯田さんステキ。マクロもお願いします！

2012/12/20

入門書のつもりで購入したのだが、思ったより歯ごたえがあった。

いや、正直に言ってオイラにゃ手に余るレベルですわい。

著者いわく、大学の授業で最初の方に学ぶようなことだそうで、どうりでハードルに足がかかりまくるわけだ。

これまでに読んだものだと岩田規久男著『経済学を学ぶ』は、高校生からの◯◯入門ちっくで、わかりやすくてとっつきやすい、良書だったと思う。

飯田さんのテレビやラジオでの印象から本書のそういった感じかと思って購入したのだけれど、どうやら、高校生からの、ではなく、大学生からの、だったようだ。

経済ニュースが多少なりともわかればと思って経済学に関する本をつまみ食いしてみたが、結果として得た教訓は、格好つけて背伸びしたりせず、身の丈にあったものを選ばないと、無駄に苦い思いをするよ、ということだった。

2012/12/15

同じ著者の『思考の「型」を身につけよう』が主として論理学や統計学の基本的な手法をツールとして提供していたのに対し、こちらは比較優位や効用関数などの経済学の概念を平易に解説したもの。まえがきでも著者が述べているようにミクロ経済学の概念はマクロ経済学などの基礎にもなっているため重要性は高い。数式もほとんどがグラフを用いて説明されるため、基礎的な理解には十分な内容。