光琳ひと紋様 の商品レビュー
最近、歴史の学び直しをしていたところ「尾形光琳」の名前が出てきたの興味をいただき、何か頭の中でひっかかるものがあって、「そういえば尾形光琳について書かれた小説を前に見かけたような・・・」と思ったのが、手にとったきっかけでした。 恥ずかしながら、「尾形光琳」という人物について知って...
最近、歴史の学び直しをしていたところ「尾形光琳」の名前が出てきたの興味をいただき、何か頭の中でひっかかるものがあって、「そういえば尾形光琳について書かれた小説を前に見かけたような・・・」と思ったのが、手にとったきっかけでした。 恥ずかしながら、「尾形光琳」という人物について知っていたわけでもなく、また著者の高任和夫さんも知らず、当たり前だけど今まで著作を読んだこともないので、「まあ、歴史を学び直すのに何かちょっとでもプラスになれば、小説で息抜きにでもなれば」くらいの気持ちだったので期待値としては低い方だったけれど、読んでみると物凄く読みやすい文章で、内容も面白い。知らなかったから余計に楽しめたのかもしれません。 ただ、「尾形光琳」という人物。絵が大成してなければ、ただのロクデナシですね(笑)何かが飛びぬけて秀でてる人は、他の部分が欠けているのか。こんなに女性問題を起こしておいて(史実かはわからないけど)、うまく回れたのは、作中で本人も気づいたことだけど「人に恵まれていた」からでしょうね。輝く人には自然と周りのひとたちも惹かれていくのですかね。 ちょっと光琳の作品を観てみたくなりました。
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「燕子花図」、「紅白梅図」の鑑賞の方法、その他の作品がどのような状況、心情の元で製作されたかを知ることができた。今後、光琳の作品を鑑賞する際に今までと違った情を持って感じることができそうだ。 そして、弟、乾山という陶芸家にも興味が湧いた。 見るたびになぜこんなに黒い燕子花なのか...
「燕子花図」、「紅白梅図」の鑑賞の方法、その他の作品がどのような状況、心情の元で製作されたかを知ることができた。今後、光琳の作品を鑑賞する際に今までと違った情を持って感じることができそうだ。 そして、弟、乾山という陶芸家にも興味が湧いた。 見るたびになぜこんなに黒い燕子花なのかと思っていたので、理由が解りスッキリした。 ただ、それにしても光琳の女癖の悪さには、幻滅!
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