公共施設が劇的に変わるファシリティマネジメント の商品レビュー
公共施設のスタッフをしていたこともあって興味を持って読んでみた一冊。公共施設、特に建物に関して全国のおもしろい事例や市政にどんどん取り入れたらいいのではと思う方策が書かれていて、勉強になりました。「~べき」という評論家な書き方ではなくて、現場で働いている人ならではの実務家視点で「...
公共施設のスタッフをしていたこともあって興味を持って読んでみた一冊。公共施設、特に建物に関して全国のおもしろい事例や市政にどんどん取り入れたらいいのではと思う方策が書かれていて、勉強になりました。「~べき」という評論家な書き方ではなくて、現場で働いている人ならではの実務家視点で「こんな問題も起こりうるが、進むべき方向はこっちだよね」というアプローチがとてもいいと思いました。一企業においても文書管理やフロアレイアウトなんかは使える考え方が多くて、一読の価値ありかと思います。
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公共施設の見直し手法である「ファシリティマネジメント」の入門書。豊富な事例が紹介されており、イメージしやすい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
公共施設の運営には,直営,委託,共同利用などの方法がある。本書では,直営を中心に,委託可能な状態への遷移を示していると見ることができるかもしれない。 具体的なやり方(how)を示しているので,直営,委託,共同利用のどの場合でも利用できる話題が多い。 直営の時のやり方,空間の利用状態のまま制約条件として委託している場合に失敗している場合がある。改善の権限を与えずに委託しても成功するとは限らない。 直営でも,担当者に権限を与えれば,改善されることは過去にも事例がある。 規模が小さければ,直営,委託以外に共同利用という方法も可能であることについては言及していない。共同利用のための規則,必要な配置,運営例があるとよい。
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