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ブランドのそだてかた の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2014/04/27

ブランドは一歩一歩地道に育てていくものだ、ということ。 まぁ、そうだな、と納得。 ブランディングとデザインができてないと 生き残れない時代にはなっているな。 企業もお店も、人も。

Posted byブクログ

2014/03/15

ブランディングに成功した企業の経営者と著者の対話式によるブランドのお話。各企業のインタビューの最後に著者によるまとめがある。TV「カンブリア宮殿」のような感じ?ブランディングに関してはたいがい自分の考えが間違っていないと思ってはいるものの、私自身は経営者ではないので、それをあまり...

ブランディングに成功した企業の経営者と著者の対話式によるブランドのお話。各企業のインタビューの最後に著者によるまとめがある。TV「カンブリア宮殿」のような感じ?ブランディングに関してはたいがい自分の考えが間違っていないと思ってはいるものの、私自身は経営者ではないので、それをあまり分かっていない経営陣に対してどう理解してもらうか、ここが一番大変なところです。この大切さをずっと伝えてきたような気がします。 よく聞く話で、なんとなくブランドを作らないとこの先厳しいよね、といった軽い気持ちでブランドを作ろうとするところが多いと言います。本書でも述べられていますが、経営者が本気で取り組まないと必ず失敗します。ブランドはお客さん向けにかっこいいデザインで・・・なんてレベルではなく、お客さんにもそして社内にも浸透させないと難しい。いいものを作っていたら必ずお客さんは買ってくれる・・・今の時代、いいものは作っていて当たり前なんです。それがゴールではなくてスタート。そこからどう伝えていくかが難しい。 この本のタイトルにあるように、ブランドは育てるもので、1週間、1カ月、1年なんて短い期間で作られるものではなく、ずっと取り組んでいると、いつの間にか定着していたというイメージでしょうか。いつになったら完成するってことがない。むしろ本質は軸がぶれない仕組みをいかに社内で作ることができるか。 この本を見ると経営者それぞれにブランディングに対する考え方やイメージがあり、ブランドとは何か?に対して一つの答えがあるわけではないことが分かります。ですがみんなに共通していることは、自社製品に絶対の自信があり、ブランディングにおいてブレていないことです。色々な人に色々なものが提供できる・・というスタンスでブランディングを進める経営者がいますが、ちょっと難しい。本書に登場する企業さんはむしろ何かに特化したものを作り上げることで成功しています。経営者視点で読むと、「そうそう、それそれ!」と共感できるところがたくさんありました。もう少し、ブランド作りに対しての苦労話などがあればもっと身近に感じられたのかもしれません。

Posted byブクログ

2013/12/14

自分たちらしいか?という判断基準。 会社でもよくかわす言葉で、意外とその定義は強い。 感覚だけど、総合的で多角的に判断しているのだと思う。 あとは、この言葉は、ヴィジョンと合わせて毎回出せれば、 それはブランドになる。

Posted byブクログ

2013/11/23

店舗・商品デザインについて勉強するつもりで読み始めたが、内容は全く違ったものだった。それでも、各起業家・社長のインタビュー内容には関心をもって読めました。著者のわけのわからん、学生レベルの中身のない分析はすっ飛ばして、さーっと1時間くらいで読了。 一番印象に残ったのは、六花亭製菓...

店舗・商品デザインについて勉強するつもりで読み始めたが、内容は全く違ったものだった。それでも、各起業家・社長のインタビュー内容には関心をもって読めました。著者のわけのわからん、学生レベルの中身のない分析はすっ飛ばして、さーっと1時間くらいで読了。 一番印象に残ったのは、六花亭製菓がなぜ北海道のみで店舗展開続けるのか、それが人材にあるということ。「人材ありきで事業を考える」、北海道には勤勉な人が多く、その地域性が六花亭のブランドを支えているのだと。人を本気で“人財”と考えているトップというのは、小田社長のような人のことを言うのだと思う。すげー。

Posted byブクログ

2013/01/31

ブランドのそだてかたというタイトルより、デザインちっくな内容かなと思ってましたが、企業トップへのインタビューから「ブランド」をどう構築していくかという、企業経営目線の書籍である。 個人的に会社としての「六花亭」が元々好きなので、そこだけでも価値があると思う(僕だけかも)。 六...

ブランドのそだてかたというタイトルより、デザインちっくな内容かなと思ってましたが、企業トップへのインタビューから「ブランド」をどう構築していくかという、企業経営目線の書籍である。 個人的に会社としての「六花亭」が元々好きなので、そこだけでも価値があると思う(僕だけかも)。 六花亭の「人材ありきで事業を展開する」という部分は、凄いとしか言えない。「ヒト」が大切であるという経営者の言葉は溢れてますが、それをかなり極端に実施され、成功している。企業として人気が出るのもうなずけます。 「デザイン」と「経営者」という2つの目線からのインタビューは新鮮であり、この本が伝えたい、複合感も伝わってくる。 個人的には第1章の6人(社)へのインタビューで十分だと思うところが、もったいない。

Posted byブクログ

2012/11/06

ブランド立ち上げから成功まで強さの秘密と解き明かす。6つの会社の社長のインタビューと対談から抽出した21のしくみ。 インタビューにあがってた会社は6社。Dean&Deluca、六花亭製菓、ドラフト、Marks&Web,トーヨーキッチン&リビング、スノーピーク。 ...

ブランド立ち上げから成功まで強さの秘密と解き明かす。6つの会社の社長のインタビューと対談から抽出した21のしくみ。 インタビューにあがってた会社は6社。Dean&Deluca、六花亭製菓、ドラフト、Marks&Web,トーヨーキッチン&リビング、スノーピーク。 どれも好きな企業(デザイン企業のドラフト、だけ知りませんでした)なので興味があったんだけど、いずれも社長のビジョンが明確で、実際にそれが消費者側からも感じられる。これってまさにブランドだなーと。 インタビューしていたのは中川正七商店13代とデザイン会社代表ということで、ご自身も経営、デザイン、ブランドに関わっているという事もあってか、まとめ方も上手く肉付けしてあってわかりやすかったです。 どの企業も必ずしも大企業、大ブランドではないですが、自分サイズというか自分がやりたい事をちゃんとブランディングしてますね。 これ、いたずらに規模を追っちゃうと軸がぶれていくんだろうな。 これからの時代、規模を追うというのがどういう事なのかちゃんと考えたほうがいいんじゃないだろうか。 21のしくみ ・「自分たちらしいか」が判断基準 ・未活用の経営資源を生かす(Marks&Webの一坪ショップなど。これは面白かった) ・多層的に差別化する ・小さな差別化にとらわれない ・世界観を伝えるデザイン(ディレクションが重要、ってな話) ・スタイルを売る ・経営者の目でデザインする ・デザイナーに「作る」から「売る」までを経験させる(これ、全然違うところで某社長から聞いた事があるな) ・製品は永久保証(あのメンテルームはすごかった) ・ユーザー視点を忘れない ・販売スタッフの「説明力」を磨く ・エンドユーザーへ働きかける ・大量生産はしない ・スキルより好きを大切にする ・デザインへの感性が高い人材を採る ・三拍子揃った人材開発(デザイナー、エンジニア、ユーザー3つの視点) ・人材を育てる組織を作る ・社員の勤勉がブランドを支える ・事業ドメイン、ポジショニングで差別化する ・会社の成長=社員の成長にこだわる ・人ありきで事業を考える

Posted byブクログ