エリック の商品レビュー

ショーンタン【著】,岸本佐知子【訳】

2024/08/16

本のサイズや文章の雰囲気、挿絵の多さからして絵本なのだけど、文章にはしっかりと漢字が使われていて、初めて体験する形態。はっきりとした説明がないまま始まって終わるのだけど、最後にエリックが置いていったモノが素敵で見入ってしまう。好奇心旺盛なエリックが可愛い。

2024/07/07

久し振りの小型絵本…やっぱりこのサイズ感、ワクワクするな～～。

「ありがとう　とても楽しかったです。」
この一言が、とても…いいんだよな…。

2024/06/24

小さくて可愛くて優しい絵本。
ホームステイにやってきたエリックと迎え入れたぼくらの話。

小さなエリックが興味をひくのは小さなものばかり。
その理由は…エリックの置きみやげが素敵すぎて心温まる。
モノクロで描かれた世界のなかで色彩が輝く。
楽しんでくれてたのね。そして、楽しませてくれるんだね。

住む世界が違っても、お互いを受け入れて、通じ合うことはできる。「きっとお国柄ね」は、まるで魔法の言葉だ。

ショーン・タンって、こんなに優しい絵本も描いていたんだ。他の作品も読んでいきたい。

2024/05/26

ホームステイにやってきた、小さなエリック
ぼくが見ていた、何でもかんでも教えてあげる夢
はちょっと叶わなかったし、エリックも喜んでくれたのかよくわからなかった
そして、ごきげんようのたったひと言言い残して
とつぜん行ってしまったーー

でも『あれ』を見つけた❣️
モノトーンの本の中で、唯一カラーの可愛らしい
夢のあるページに心奪われた
エリックの感謝の気持ちが伝わった気がした

エリックの欠けのあるとんがりや、小さなツの表現が
とても可愛いらしい
植物の妖精なのでは？？とも思う
最後のカップのメッセージに、エリックの様なお花の影が気になった

2024/04/13

最後のカラーページにグッときた。
エリックのツのフォントがかわいい（発音できないよ、という表現か）。
絵がかわいいし、プレゼントに使いたい。でも、お別れみたいかな？

2024/01/10

石田ゆり子さんが、紹介していて興味を持った。読んだのは実はけっこう前。

モノクロからカラーへ。
知らず、蒔かれてたものが芽吹いてたことに静かな感動

2023/12/21

サイズがいい。
どんな物語があるんだろう。何？なぜ？どうして？
あぁあぁぁぁぁぁ、そうだったんだ。

2023/11/20

不思議な交換留学生エリックとの日々を描いた小さなお話。
絵本なのであっという間に読み終えてしまうのだけど、ふわ〜っとした余韻が長く残る！好き！
中学生の長女と小学高学年の次女にも勧めたら気に入ってくれた様子。
たまらなく魅力的な作品。

2023/09/14

小さな黒い葉っぱのような交換留学生のエリック。いろんな質問をし、いろんな所へ連れて行ってもらう。でも、下に落ちている小さなものばかり拾う。エリックが去っていったアあと、戸棚に残されたものたち。小さくて美しいすばらしいものたち。ここだけカラーだ。エリックはいったい何者？

2023/08/20

とても小さな本。
台所の戸棚で過ごすとても小さい交換留学生のエリックのおはなし。

表紙に描かれているのがエリック。
なんだか不穏な話だろうかと想像して読み始めだけれど、全然そういう話ではない。
むしろ、最後にはぽっとあたたかい気持ちが花咲くおはなし。

とても歓迎してもてなしたいのに、喜んでくれているかどうか全然気持ちが読めない。
でも最後にエリックが残したもので、ようやく気持ちが通じる。