ビギナーズ哲学 の商品レビュー
初期ギリシャ哲学から始まって、ポストモダニズムまでの西洋哲学史を概観する一冊。 挿絵が豊富に入ってとっつきやすいが、哲学的な専門用語についてはことさら説明されていないので、内容を理解するのはかなり骨が折れる。
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カントが真ん中らへんに来るようなバランス。相対的というか現代哲学的というか引いた視点でわかりやすく総ざらいしている。今、概ね哲学ではどのように考えられているのかを垣間見える。著者にとってのそれではあるものの大体のことは書いてある。興味が湧けば原典にあたるでいいと思う。
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版画の絵付きで、哲学の始まりや哲学者の人となりを面白み溢れる文書で伝えてくれる。 何度でも読みたくなる。
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「ビギナーズ」というものの、こうした本の常で、西洋の哲学史についてある程度理解していないとおもしろく読めないだろう。中身の体裁は現代書館の「 for beginners」と似ているが、こちらの方がはるかに読みやすく、内容的にも筋が通っているように思う。
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全ページイラストが入っていて、それは絵画のように、あるいはマンガのように、視覚的に飽きることがない構成になっていました。 文章は、それぞれの哲学者の考えを限りなく要約したもの。かつ優しく。 ただ、できるだけ短くしようとした結果(素早く読めるから思想の流れも追いやすいのだけれど)、...
全ページイラストが入っていて、それは絵画のように、あるいはマンガのように、視覚的に飽きることがない構成になっていました。 文章は、それぞれの哲学者の考えを限りなく要約したもの。かつ優しく。 ただ、できるだけ短くしようとした結果(素早く読めるから思想の流れも追いやすいのだけれど)、知らない哲学用語がポンと出てくるので、完全な初心者にはキツいものがあると思います。 僕は中盤から「何を言ってるんだコイツは?無視しよう」というのが二、三回ありました。 まあでも入門として楽しくサラッと一周する分には良いのかなと。 これから興味のある思想家の入門書にそれぞれ挑戦していこうと思います。
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