ベルグソンと現代 の商品レビュー
本書は1968年に出版されている。タイトルの「現代」という言葉も、実存主義から構造主義にブームが移りつつある時代を指している。 ベルクソンの「自由」についての議論を手がかりにしながら、「自己疎外」を克服し、「主体性」を再確立する道を探ろうとしている。テーマそのものは当時の思想状...
本書は1968年に出版されている。タイトルの「現代」という言葉も、実存主義から構造主義にブームが移りつつある時代を指している。 ベルクソンの「自由」についての議論を手がかりにしながら、「自己疎外」を克服し、「主体性」を再確立する道を探ろうとしている。テーマそのものは当時の思想状況を反映しているが、内容はベルクソンの思想の紹介といってよいだろう。
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