雑草は踏まれても諦めない の商品レビュー
雑草を人間に寄せて紹介している、とても興味深い本。変に擬人化するのではなく、あくまでも現代の観察・研究でわかっている事実を教えてくれる。そのうえで、植物と人間に共通項を見つけかみくだいて教えてくれる著者独自の目線に気付かされるものは深く広い。雑草への理解が増し親しみが湧くと共に、...
雑草を人間に寄せて紹介している、とても興味深い本。変に擬人化するのではなく、あくまでも現代の観察・研究でわかっている事実を教えてくれる。そのうえで、植物と人間に共通項を見つけかみくだいて教えてくれる著者独自の目線に気付かされるものは深く広い。雑草への理解が増し親しみが湧くと共に、自分の生き方を見つめ直すヒントも得られた。読んで良かった。
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稲垣栄洋さんを知るきっかけになった本。 久米書店で紹介されていた。 ようやく読めた。 雑草の力強さが恐ろしい。 引っこ抜かれても、土の中に残った根の一部から再生する種類があるとか、より早く太陽に近づくために成長を重視して茎の中身は空洞とか、奴らの成功戦略は憎いばかり。 でも、稲垣...
稲垣栄洋さんを知るきっかけになった本。 久米書店で紹介されていた。 ようやく読めた。 雑草の力強さが恐ろしい。 引っこ抜かれても、土の中に残った根の一部から再生する種類があるとか、より早く太陽に近づくために成長を重視して茎の中身は空洞とか、奴らの成功戦略は憎いばかり。 でも、稲垣さんの雑草愛で、愛すべき点が多数ある事も認識した。
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生き抜くための戦略が凄い雑草についての教科書って感じかな。稲垣栄洋さんの本はいろいろ読んできたので、知っていたことが多かったし、概論的なことが多いかな。でも、全般的によくまとまった本だ。具体的な雑草の例が少ないのが残念だが、仕方がないだろう。別の本を読めばいいわけだ。具体的な例で...
生き抜くための戦略が凄い雑草についての教科書って感じかな。稲垣栄洋さんの本はいろいろ読んできたので、知っていたことが多かったし、概論的なことが多いかな。でも、全般的によくまとまった本だ。具体的な雑草の例が少ないのが残念だが、仕方がないだろう。別の本を読めばいいわけだ。具体的な例で面白かったのを少々。 コニシキソウは、匍匐的に伸びていってぺっちゃんこだが、アリをにおいで惹きつけて受粉してもらうので、花が目立たなくてよく、エネルギーをそこについやさなくてもいい。 タンポポは、じっと地に伏せていても、花の時期になると、花茎だけを上に伸ばす。スピード勝負なので、葉も新たに付けないし、茎のなかも空洞なのだ。 イギリスの小麦畑の調査では、1㎡あたり75000粒もの雑草の種があったそうだ。シードバンクとして休眠しているのである。同一植物でも発芽する時期もそれぞれ違うのでやっかいではある。何百年も休眠する種もあるそうだ。
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著者が草花が大好きだということがよくよく伝わってくる本。 日頃はあまり読まないジャンルだからこそ、頭の中が刺激される感じ。
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ビジネス書のような副題がついておりますが紛れも無く「雑草」本です。 しかし、内容は面白い。前半は黙々と素人がわかるように雑草の説明がされています。しかし、最後のほうは著者の熱意が伝わるような雑草のような人生観が展開されます。それもまた面白い。 自己啓発的に読んでも良いかもしれませ...
ビジネス書のような副題がついておりますが紛れも無く「雑草」本です。 しかし、内容は面白い。前半は黙々と素人がわかるように雑草の説明がされています。しかし、最後のほうは著者の熱意が伝わるような雑草のような人生観が展開されます。それもまた面白い。 自己啓発的に読んでも良いかもしれませんね。出勤や登校の際に見る雑草が違う見方で見られると思いますよ。 雑草が生えていない場所に住んでる人はたぶんこの世にいないと思いますしね。 しっかし、たかが雑草、されど雑草ですね。 ホント、見る目が変わります!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
雑草は踏まれても立ち上がるという逆境に強いイメージがある。 人々がなぜそのようなイメージを持つようになったのだろうか。 それを植物ごとに解説し、人間の中身にリンクさせたりしている。 この本の中の「人間はそれぞれ守るべき原則をひとつかふたつもてばそれでよい。他のことはさっさと妥協してしまえ」という言葉が印象に残った。 筋を通すことが大切であると、改めて気づかされた。
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ただただ、著者の知識量にびっくり。 こんな研究をしているひともおるねんなあ。 最後の「雑草と生きる」の章はおもしろい、というか、アツくていい文章やった。 ただ、雑草のすごさを列挙して終わる本なので、本当に興味がないと読み進めづらい。またいつか、読み直したいな。
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