パオアルのキツネたいじ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〝むかし昔の中国に、パオアルという男の子が、お父さん、お母さんといっしょに、古い屋敷で暮らしていた。...商いのため、お父さんが出かけた、ある夜のこと。妖しいキツネがお母さんをたぶらかしに! お母さんは、髪を振り乱し、泣いたり笑ったりして、気が変になった・・・!〟 ひとりでキツネ退治しようと奮闘する勇敢なパオアルのお話しは、中国の魔物・仙人・妖怪・幽霊を題材にした『聊斎志異』からの一篇です。
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聊斎志異の「商人の子」の再話。お母さんがきつねに憑りつかれているのに気づいた男の子が、計略を巡らしてきつねたちをやっつける。黒を基調とした綺麗な絵がいい。民話ぽい絵。
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成長譚でもなんでもなく代書から利発なパオアル君が狐憑きになったお母さんを助けるために奸計を弄す話。 お父さんの存在感のなさに涙を禁じえない。っていうかあんた冒頭でいなくなったときになにしにどこいってたんだ。 古い話のようだから語り継がれるうちに最初はちゃんと意味のあった箇所が変化...
成長譚でもなんでもなく代書から利発なパオアル君が狐憑きになったお母さんを助けるために奸計を弄す話。 お父さんの存在感のなさに涙を禁じえない。っていうかあんた冒頭でいなくなったときになにしにどこいってたんだ。 古い話のようだから語り継がれるうちに最初はちゃんと意味のあった箇所が変化してしまったのかな。
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