百年経ったら墓の中 の商品レビュー
1990年に刊行された作品。 ぜんぜん、古さを感じさせない。テンポのよい語り口、あれよあれよという間にストーリーはどんどん展開していく。 会話のキャッチボールも軽妙で、ついニンマリしてしまう。 オッサン(40歳)の便利屋、鉄郎と、はたちを過ぎたばかりの、少々、オツムが弱そう...
1990年に刊行された作品。 ぜんぜん、古さを感じさせない。テンポのよい語り口、あれよあれよという間にストーリーはどんどん展開していく。 会話のキャッチボールも軽妙で、ついニンマリしてしまう。 オッサン(40歳)の便利屋、鉄郎と、はたちを過ぎたばかりの、少々、オツムが弱そうなフーゾク嬢のフー子が、ひょんなことから知り合い、借金返済やら、殺人事件やら、拉致監禁された友達の救出やらに、ドタドタ、バタバタと巻き込まれていく。 常にフー子に振り回されっぱなしの鉄郎に同情しつつ、「がんばりや~」と叱咤激励したくなる、軽めのハードボイルド。
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イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387169291.html)
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