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虹とノストラダムス の商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2017/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 初めてノストラダムスの予言を知った四人の高校生。それぞれの受け止め方は違うが、自分と関係ないと思っていた「死」へと想いを馳せるきっかけとなる。滅亡することが決まっている世界で、残された時間をどう生きればいいのか。途方に暮れる一方で、波乱含みの日常は続く。やがて大人になった四人は、ゆるやかにつながりながら、それぞれの人生を歩んでゆく―出会いと別れ、夢と挫折、そして孤独。「生きること」に真摯に向き合った、胸を揺さぶる物語。 【感想】 ノストラダムス、それにとらわれ、過ごしていた学生時代。そこから、少しずつ変わりゆく生活とともに、ノストラダムスの予言を信じるものは少なくなっていった。と言うより、忘れ去られていった。でも、大人になっても、学生時代を楽しく時に懐かしく語れる友だちがいるのは、とても羨ましいと思った。

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2015/11/15

2013.7 1974年、高校一年の史夫はノストラダムスの大予言を知る。 その後、平々凡々と生きてきたのだが・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私がノストラダムスの大予言を知ったのは小学生だったので、彼のように、ショックを受けたり 深く考えたりするこ...

2013.7 1974年、高校一年の史夫はノストラダムスの大予言を知る。 その後、平々凡々と生きてきたのだが・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私がノストラダムスの大予言を知ったのは小学生だったので、彼のように、ショックを受けたり 深く考えたりすることはなかった。 でも、その後も1999年に滅亡するかもしれない‥という予言は頭の片隅にあったような気がする。 この本を読んでオイルショックからバブルまでの時代の閉塞感や、高校の部室の匂いを思い出した。

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2013/05/29

高校時代にノストラダムスの予言を知った史生たちの話。 滅亡ブームのときは小学生だったから、そんなちゃんと受けとめてなかったなあ。

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2012/12/31

最後のくだりにはひっくり返ったわ。 不謹慎な気もしないではなかったけど、 あの再会の後なら史生の未来も希望持てるかな。 時間の流れがすっぱり切ってあるのが簡潔で淡々としてて気持ちがいい。生きてるとたくさん人の死に会うなと改めて思う。 史生の人生、平凡とは思わない。ま、恵津子の言葉...

最後のくだりにはひっくり返ったわ。 不謹慎な気もしないではなかったけど、 あの再会の後なら史生の未来も希望持てるかな。 時間の流れがすっぱり切ってあるのが簡潔で淡々としてて気持ちがいい。生きてるとたくさん人の死に会うなと改めて思う。 史生の人生、平凡とは思わない。ま、恵津子の言葉通り解釈の問題でしかないけど。 彼のようにこっそり書いてこっそり諦めてる人たちって実は結構いるのかもなー。そして再開してる人も。

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2012/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

虹の始まりを探そうと夢中で自転車に乗っていて事故に遭ったのが8歳の頃。死に直面していた上岡史生が、虹の橋の上で出会ったのが白い洋服の子供だった。 虹の橋を渡って向こう側へ行くかどうか訊ねられ、向こう側へはまだ行きたくないと思った時、史生は奇跡的に息を吹き返した。以来、虹を見るたびに向こう側の世界、自分の終わりを気にするようになったのだった、、、 最終章で示唆されるのは、史生のそれからの人生。妻子が住む福島へと向かう2011年3月6日の史生の姿、、、

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2012/12/10

この週末にあっという間に読んだ一冊。 史生の一生が世代的に近い部分もあるので、これからの自分の人生はどうなってしまうのか考えてしまいます… ただ5つの時に虹がキーになりながら4人の人間模様が表れてくるのがこの先の展開を占う上でも読む進めたくなるストーリーでした。 ただただ、ノスト...

この週末にあっという間に読んだ一冊。 史生の一生が世代的に近い部分もあるので、これからの自分の人生はどうなってしまうのか考えてしまいます… ただ5つの時に虹がキーになりながら4人の人間模様が表れてくるのがこの先の展開を占う上でも読む進めたくなるストーリーでした。 ただただ、ノストラダムス、一時期騒いでましたね(^^;

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2012/11/09

「1999年に世界は滅びる」ノストラダムスの予言を知った高校生が、それを意識しながら、大人になって、壮年になるまでの話。一昔前の重松清を彷彿させるような展開の中で、主人公が淡々と、順調に暮らしていく中で、ラストの衝撃。これはすごい終わり方。賛否両論だろうけど、すごいな。 しかし...

「1999年に世界は滅びる」ノストラダムスの予言を知った高校生が、それを意識しながら、大人になって、壮年になるまでの話。一昔前の重松清を彷彿させるような展開の中で、主人公が淡々と、順調に暮らしていく中で、ラストの衝撃。これはすごい終わり方。賛否両論だろうけど、すごいな。 しかし気になったのは作中にはオウム麻原や、リーマンショック、実在の事件が実名でどんどん出てくるのに、何故阪神大震災の日だけが違うの?なんらかの意図があるの?それとも凡ミスなの?凡ミスなのだとしたら辛すぎて、2刷からは改稿して欲しいぐらいなんだけど…。そこが気になって気になって、物語に集中出来なかった。

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