職業外伝 白の巻 の商品レビュー
前作に引き続き、一気呵成に読了。 この本の魅力は、失われゆく職業への聞き書き・ルポルタージュにとどまらず天職とはなにか?という問題を、読者に投げかけていることなのだと思う。 いい本に巡り会えた。感謝。 (個人的には芸能と宗教の未分化などが気になる。このあたり一度追いかけてみなくて...
前作に引き続き、一気呵成に読了。 この本の魅力は、失われゆく職業への聞き書き・ルポルタージュにとどまらず天職とはなにか?という問題を、読者に投げかけていることなのだと思う。 いい本に巡り会えた。感謝。 (個人的には芸能と宗教の未分化などが気になる。このあたり一度追いかけてみなくてはね)
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それぞれ短いけれども、内容が凝縮されていて濃ゆい。知らないことだらけで、おもしろかった。人の縁って大事だと改めて感じた。
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映画館版絵師、鵜匠、荻江流家元、琵琶盲僧、蝋人形師、チンドン屋、流しについてのルポルタージュ。絶滅危惧種の職業についてのノンフィクションの続編。2006年刊行の単行本の文庫化。文庫本あとがき「それぞれのその後」によると取り上げた7人のうち3人が鬼籍に入られたという。絶滅寸前の職業...
映画館版絵師、鵜匠、荻江流家元、琵琶盲僧、蝋人形師、チンドン屋、流しについてのルポルタージュ。絶滅危惧種の職業についてのノンフィクションの続編。2006年刊行の単行本の文庫化。文庫本あとがき「それぞれのその後」によると取り上げた7人のうち3人が鬼籍に入られたという。絶滅寸前の職業を記録するというこの仕事の意義が分かる。
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時代、文化の移り変わりのなかで消え去ろうとしている様々な仕事。 その仕事に就いている人を通して見えてくる精神性は魅力的で、日常のなかで忘れがちなものに気付かされる。 鵜匠の山下氏曰く、「やめる頃にやっと一人前」と。
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