ネーミングがモノを言う の商品レビュー
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『日本の助数詞に親しむ』の飯田朝子さんの本、他にも読んでみました。 第1部 人の名前と商品のネーミング 第2部「東京スカイツリー」のネーミング グリコの「P音ネーミング戦略」、ポッキー、プリッツ… 紙おむつの赤ちゃん用とおとな用のネーミング、 等、なるほど~と思うこと沢山。 「東京スカイツリー」の名前を決める時の名称検討委員だったそうで、第2部では、そのときの経過も書かれてます。 が、結構助長でしょうか、かなり飛ばしてしまいました。 「タワー」でなくて「ツリー」になったきっかけは 20位以下だった(何位だったんだろう?)のを飯田さんが残したから、とのこと。 残念というかなんというか… あとがきによると、ご自身のお子さんの命名は、色々悩んだあげく 姓名判断にゆだねたとのこと。
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スカイツリーが「◯◯タワー」になってたかもしれない?ネーミング選考初期〜中期まで、候補のほとんどが「◯◯タワー」だったスカイツリー。終盤、非◯◯タワー型のネーミングを出そう、となった流れは読んでいてとてもおもしろい。「ブランドネーム誕生物語」(横井さん著)とあわせて読むとまた楽し...
スカイツリーが「◯◯タワー」になってたかもしれない?ネーミング選考初期〜中期まで、候補のほとんどが「◯◯タワー」だったスカイツリー。終盤、非◯◯タワー型のネーミングを出そう、となった流れは読んでいてとてもおもしろい。「ブランドネーム誕生物語」(横井さん著)とあわせて読むとまた楽しめます。
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東京スカイツリーの名称決定に至る、色んな裏側は面白かった。 けどその前後、ネーミングが大切なのは当たり前すぎて、それなら他の本を読めばいいのだけど、何故、「ガ行」なのかなんとかかんとかだと、理屈は専門家さまが仰っている通りなのだろうが、結果だけだと余りにも説得力なく、ただのトンで...
東京スカイツリーの名称決定に至る、色んな裏側は面白かった。 けどその前後、ネーミングが大切なのは当たり前すぎて、それなら他の本を読めばいいのだけど、何故、「ガ行」なのかなんとかかんとかだと、理屈は専門家さまが仰っている通りなのだろうが、結果だけだと余りにも説得力なく、ただのトンでも本にしか見えん。 全体として、いまいちのし上がり。
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結局東京スカイツリーという命名は最初の最初から決まっていたんだと改めて勝手に認定する。 作られたネーミングがいかに皆の心に響こうが、それは結局消費者に物をかわそうという魂胆が見え見えなのが気になる。
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チェック項目9箇所。いつかは親になって自分の子どもの命名に頭を悩ませる日がくるかもしれません、そんな時、この本で得た「言葉」の力にモノを言わせてください、ちょっとしたツボを押さえれば、人を引きつけるネーミングはすぐに思いつくことができるのですから。人やものの名前について考えることで、私たちの身の回りのものの存在や価値をあらためて知る手がかりにな、それがビジネスの発展へと役立つのです。昭和から平成になった翌年に生まれた子には「平」や「成」の字を使った名前は多く登場しません、年号を名付けに採り入れる動きは昭和時代でひとまず終わったと言えるでしょう。「プレミア」ではなく「プレミアム」と「ム」を加えることでカタカナ語を1音長くし、高級感を演出しようとしています。愛称を一般公募した段階では、「東京タワー」は決して人気の上位に入るアイディアというわけではありませんでした。「天空」は日本語話者にとっては良いイメージの語であっても、他言語話者にとってNGワードになりうるのです。本書では、人の名前の付け方、ヒット商品に隠されたネーミングのポイントを参照にしながら、三つの要素が重要であることをせつめいしました。
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やっぱり最近は、いかに広報するかに関心があり、色んな取り組みも上手く概念枠組みができてさらにそれをバチッと表す「名前」があると、関わる人がぶれることなく仕事できるんだよな、と思って手にとった本。 名前の音の表記については、なるほどねえ、と面白かった。いわく、音を出すときの口の動き...
やっぱり最近は、いかに広報するかに関心があり、色んな取り組みも上手く概念枠組みができてさらにそれをバチッと表す「名前」があると、関わる人がぶれることなく仕事できるんだよな、と思って手にとった本。 名前の音の表記については、なるほどねえ、と面白かった。いわく、音を出すときの口の動きが、食べる時の動作と似ていて、商品名を口にするたびに食べるイメージがわく。ポリッ、とか軽い感じの「ポッキー」。なるほど! この著者は「東京スカイツリー」の名前を決める時の名称検討委員だったので、その時の詳細な経過も書かれてます。ほんと、こんなに丁寧に考えて検討してるんだ!とびっくりです。図書館キャラの名前なんて、ほんと直感だったのに、やっぱり前後左右考えてつければよかったなあ、と反省した次第です。
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人の名前がモノを言う 有名人の名前をもじった農機具がヒット なぜ男性は濁音が好き 宮崎駿監督作品名の「の」の効果 東京スカイツリーのネーミングは冗長となっている
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スカイツリーのネーミングの経緯がわかる。 舌の動きなども考えてネーミングする。など。 2013.06.20
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今ではすっかり定着した感のある「東京スカイツリー」という名前ですが、数年前に発表された時には「ツリー」という名前に違和感を感じたのを覚えています。一般公募から名称を募集したときには無かったようですが、命名選考委員になった本書の著者である飯田女史が中心となって最終候補案に追加した結...
今ではすっかり定着した感のある「東京スカイツリー」という名前ですが、数年前に発表された時には「ツリー」という名前に違和感を感じたのを覚えています。一般公募から名称を募集したときには無かったようですが、命名選考委員になった本書の著者である飯田女史が中心となって最終候補案に追加した結果、選ばれることになったようです。 この本には、一般公募から選ばれた名称から、最終候補案である7つを選択するときのエピソードや、今までの多くの塔の名称がつけられてきた歴史についても触れられていて興味深かったです。 この名称をつけたことで東京タワーを「タワー」、東京スカイツリーを「ツリー」と略称で呼ぶことができ、外国人にも理解しやすい分かりやすい名称になったようで良かったようです。 私はまだ「ツリー」に行ったことが無いので、近いうちに家族で行ってみたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・男子の名前は「漢字1字+2~6音の名前」、女子の名前は「6つの音:ゆ、み、な、ま、り、あ」が多く使われている(p11) ・グリコは名称に、積極的にP音をネーミングに入れることで、消費者が商品名を口にしたり耳にしたりするたびに、消費者にお菓子を口先で咀嚼する動作を潜在的に思い起こさせる工夫をしている(p27) ・スイーツ以外にも、料理名にも「ろ」の音象が活かされている、「ろ」は濃厚で柔らかいものを味わうときの動きをしていることが体験できる(p29) ・男性が濁音を好む理由は、発音するのにエネルギーが必要な音だから(p31) ・子供用のおむつには、M音P音が含まれているが、大人用おむつには、F音T音を選んでいて一線を画している(P34) ・受験応援商品のネーミングとして、入試での合格を意味する表現・好結果をイメージさせる表現・勉強する姿勢を応援する表現・勉強にまつわる縁起の良い表現、がある(P71) ・東京スカイツリーは、2008年春の最終候補投票には、11.04万票もの投票があったが、全部で6つの候補(東京EDOタワー、みらいツリー、ゆめみやぐら、Rising East Tower、ライジングタワー)があった(p79) ・明治以降に建てられたタワー類の初期の名称は、凌雲閣(1890)通天閣(1912)生駒山上遊園地飛行塔(1929)であった(p81) ・東京タワーは愛称で、正式名称は「日本電波塔」、当時の一般公募において「東京タワー」は13位(223)で、1-6位までは「塔」のつく名称であった(p95) ・今回の名称の一般公募(1回目)は、2007.10頃から1か月行われた、全体の4割が葉書であったのは、墨田区を中心とした広報誌を新聞折り込みとして10万部入れたことも影響している(p107) ・一般公募で上位20位の名称には、商標登録上の問題や、他施設との混同が発生する可能性のものが多かった(p147) ・富嶽タワーは、中国語と台湾語話者から、「獄」が監獄を連想させる、フーはロシア語で悪臭がするときに用いる、空は「からっぽ」というイメージ、ingがつく語は、建設中のイメージ、東(あずま)は韓国語で「おばさん」、ぜんそく(Asthma)に似ている、「あずまたわー」はスペイン語で「殺すイメージが含まれる」、一方「みらい」の語は、音が美しいという感想(スペイン、イタリア、ドイツ)が多かった(p151) ・最終案は当初予定の5つではなく、1案(東京スカイツリー)の6案となった(p157) ・東京タワーは「タワー」、東京スカイツリーは「ツリー」と、わずか3文字で呼びわけが叶うことになった(p170) ・現在の「とうきょうスカイツリー」駅は、吾妻橋駅で開業(1902)したが、1910年に「浅草橋」、1931年に「浅草雷門=浅草駅」が開業したことに伴い、「業平橋駅」 に改称された(p181) ・音、意味、表記の3点を踏まえれば、良いネーミングが可能である(p185) 2013年2月17日作成
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(東京スカイツリーの)名称検討委員会メンバーの一人、飯田朝子さんの書籍。「東京スカイツリー」の名称が決まるまでの経緯が面白かったです! 他にも、人の名前の由来、ヒット商品(ポッキーなど)のネーミングを分析した内容になっています。 スカイツリー関連のページがメインなので、後者の...
(東京スカイツリーの)名称検討委員会メンバーの一人、飯田朝子さんの書籍。「東京スカイツリー」の名称が決まるまでの経緯が面白かったです! 他にも、人の名前の由来、ヒット商品(ポッキーなど)のネーミングを分析した内容になっています。 スカイツリー関連のページがメインなので、後者のページは少なめです。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~aiida/ http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~iida/ 初版 2012年10月
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