ドクター、「うつ」のホントの話、しちゃってもいいですか!? の商品レビュー

伊藤秀成(著者)

2020/02/23

科学や医療の力がどんどん人々の信頼を得て、医者に薬に頼りすぎる風潮があるのではないかと以前から思っていた。
本書でも、うつ病を自分の意志を以て治すことが大事と書いている。

現場の実際を具体的に伝えている。
しかし、出てくるドクターがどれも悪質なので、「情報が偏ってるんじゃないかな」と思わざるを得ない。

2015/06/03

「うつ」は精神科のお医者さんの独断で付けられている病気である。ほんとうに「うつ病」の人もいれば、本当は違うけれど性格の偏り（パーソナリティ障害）とか言いにくいから「うつ」にしとくという診断もある。ホイホイとついて行って誠実でない精神科医だと、医療の犠牲になる可能性もあるよ、と警鐘を鳴らしたやんわりとした暴露本。きちんと説明をしているお医者さんを選び、薬に飲み込まれない、ドクターを盲信せず期待しすぎない。治す事に本気にならなければ根本的に直らないよとも言っている。お医者様ではなく、お医者さんなんだなと思う。

2014/08/12

　うつは心のかぜではなく脳の疾患ではなかったの？
　結局この本を読んでいるとこの分野の病気を悪くしているのは病気にかかわるすべての人たちなんだと理解せざる負えない、いやこの分野だけでなく医療分野すべてに当てはまることなのだろう。

良いメンタルを選ぶには
　電話対応の感じがよい
　ドクターと受付以外にもいろいろなスタッフがいる
　初診にちゃんと30分以上時間をとっている
　いきなり絵を描かせてこない
　いきなり採血してこない
　いきなり複数の薬を出してこない
　いきなり「休職しましょう」と勧めてこない
　心理テストや知能検査を受けることができ、結果を教えてくれる
　診断書の料金が2000～5000円程度

　人間が語ることはすべて、多かれ少なかれ語る人の主観で歪められている。
　リタリン　エリミン　デパス

2013/10/11

こりゃ酷い。
何がってこの本が。
精神病者への差別偏見がダダ漏れ。精神科医やオーナーへの愚痴悪口の書き散らかし。そんなの内輪でやってれば？

確かに困った患者もダメ精神科医も沢山いるでしょう。しかし心理士業界もかなりヤバそうですね。少なくとも私はこの心理士には絶対にお世話になりたくないです。

そして巻末に挙げられていた参考文献（ごく少数）の「面々」を見たときはアハハ…と思わず乾いた笑いが。

というかこの本はもしかしてラノベ風を狙ったのか？表紙のマンガ絵。長ったらしいおしゃべり調タイトル。ああ、きっとそうなんだ。中身もちゃんとラノベでした。

2012/12/02

表紙のイラストに惹かれて手に取りました。
スラスラ読めましたが、それは内容がそんなに濃くないからだと思います。
特に鬱でもなんでもないので「へぇ、こんなこともあるのね」程度にしか感じなかった。
いわゆる「うつ」状態の人がこれを読んだらどうなるんだろう･･･
周りにはあまりおすすめできないかな、と個人的には思います。

2012/10/17

伊藤秀成 (著)
知らないとおそろしい!! うつ医療現場のホンネ

●精神科のスタッフは、あなたを「うつ」とは思ってない! ?
●本当は「うつ」じゃない人って、どんな人?
●「うつ」は、製薬会社・ドクター・患者さんにとって都合がいい!
●“ボッタクリニック"とヘンなドクターに要注意!

本書は、精神科/心療内科/メンタルクリニックは
どんなところで、どんな裏事情があるのか、
「『うつ』と診断されているけれど、
本当は『うつ』じゃない人ってどんな人?」なのか、等
「うつ」のホントの話をしています。
患者さんが帰った後に、スタッフがこっそり開催している
【非公式ケース検討会】で頻繁に取り上げられる
テーマを盛り込みました。