わたしの山小屋日記 秋 の商品レビュー
子どもの頃からクルミが好きだ。 Topsのチョコレートケーキは、チョコクリームに混ぜ込まれたクルミを(いささか行儀は悪いが)掻き出して味わう食べ物だと思っている。 今も1日に一掴み分のクルミを口にしないと禁断症状が出る。 二重の殻に守られた中にひっそり鎮座するかわいいクルミ。 ...
子どもの頃からクルミが好きだ。 Topsのチョコレートケーキは、チョコクリームに混ぜ込まれたクルミを(いささか行儀は悪いが)掻き出して味わう食べ物だと思っている。 今も1日に一掴み分のクルミを口にしないと禁断症状が出る。 二重の殻に守られた中にひっそり鎮座するかわいいクルミ。 少し脳みそに似た複雑な形状のクルミ。 軽くローストした一片を口にいれたときの芳ばしさ香しさ、やさしい抵抗感を伝える歯触り・・・ そんなクルミ大好き人間である私の前に、強大なライバルとして立ちはだかるのは森のリスだ。 リスたちにとって、クルミをはじめとする果実がどれほど特別なご馳走であることか。 いささかの罪悪感を伴いながら、本書を通してリスたちの秋の饗応を楽しんだ。
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