噛む犬 K・S・P の商品レビュー

香納諒一(著者)

2018/06/12

植え込みから白骨体が見つかった。身元は警視庁捜査二課の溝端悠衣警部補。
死亡前、未解決の轢き逃げ事件を単独捜査していた形跡が浮上。被害者は暴力団組員で、溝端は保険金の受取人である婚約者とも接触していた。彼女が秘密裏に突き止めようとしていたものとは――。

2017/07/01

シリーズ再読中。やっぱりシリーズモノは続けて読むと面白さが倍増するよねー。
お気に入りの中国マフィアが出てこないのが寂しいけど ストーリーは読み応えあり 引き込まれる。やっとKSPのメンバーそれぞれの魅力を感じられるようになってきたせいかも。

2015/04/12

KSPシリーズ第３弾。
キャリア警察官のいやらしさと現場の刑事たちの信念の対立というありがちな構図ながら、香納氏の筆力で陳腐さを感じさせない仕上がりです。
男社会に立ち向かう貴理子の突っ張り方が健気で応援したくなるのは、オトコ目線で書かれているからかな？

2013/10/02

KSPシリーズ第3弾の本書は、前弾とは趣が異なり警察組織の内部と犯罪で葛藤する。ドンパチはないが読み応えある作品でした。

2013/02/02

警察小説の醍醐味をふんだんに活かした小説。女警部補が白骨遺体で見つかるという衝撃的な事件に始まって、捜査にはヤクザの跡目争いや警察内部の抗争、企業の汚職などが絡んでくる。k.s.p.のチーム全体が主役になっていて、彼らの会話は少しクサい感があるけど、そのベタなところがまたgood。笑

2012/11/06

K・S・P シリーズ３作目。

犯罪組織と警察の攻防。
正義を貫くために…ギリギリの境界線で
捜査刑事たちの背に心的な葛藤が興味ある。

作者は、一人の人間に焦点を絞り、人とは…を問う
物語を描きたいと…。（前１０作くらいのシリーズで予定と）

2012/11/04

KSPシリーズの第３弾。新宿高層ビルのグリーンゾーンで死後１年以上経った白骨死体が見つかる。身元は警視庁捜査２課の女性警部補。
裏にはやくざの跡取りと麻薬がからんでいる。
さすが香納諒一、面白い。