コミュニティが顧客を連れてくる の商品レビュー
コミュニティの力を最大限に活かして市民から広く愛される商業経営者の16事例を紹介。 「…日本のお店は、『May I help you?』の意味を『いらっしゃいませ、何を買ってくれますか?』と誤解している店員が非常に多く、この声かけが顧客に負担をかけています。 旅館や飲食店など...
コミュニティの力を最大限に活かして市民から広く愛される商業経営者の16事例を紹介。 「…日本のお店は、『May I help you?』の意味を『いらっしゃいませ、何を買ってくれますか?』と誤解している店員が非常に多く、この声かけが顧客に負担をかけています。 旅館や飲食店など、顧客が既に消費を決断していて来店する業種ならば、顧客が入店して直ぐ『いらっしゃいませ』というのは正解です。しかし、顧客が消費を決断していない状態で、ふらっと立ち寄る業種の店で、顧客が入店して直ぐ『いらっしゃいませ』と言いながら顧客にすり寄って来る行為は、顧客と販売機会をかなり失っています。」
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マルヤガーデンズなど事例紹介がある。 コミュニティの力で人を呼ぶというのは、ユニクロ、マクドナルドなどもある。
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『地方再生の罠』(ちくま新書)と所々事例が重複。地方でお店などを始める人にはこちらがオススメですが、個人的には『地方再生の罠』のほうが関心が近く、読みやすかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の主張は、「日本版スローシティ」や「地域再生の罠」から変わらないが、本書は具体的な事例が多くわかりやすく読めた。 地域経済循環率や戦略的赤字施設、空き店舗のシェアなどはすぐにでも使えるのではないかと思うし、販売者が売りたい物を考えるより先に消費者のやりたいことを創るというのはその通りだと思う。 ただ著者が言うように、「地方都市が衰退し続ける本質は、地権者の私益追及にある」のだとすれば、ことはそう簡単ではないのかも。 後半に笑い話として紹介されていた事例 商店街活性化のために補助金もらって勉強会して、サンキューレターを取り入れたけど、他の店も同じ文面で同じレターを送っていたことが知られて、出会い系サイトの迷惑メールみたいだと、逆に不信感を抱かせる結果になってしまったという話は、他の地域でもよくある話なんだろうなと思う。
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