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コリドラス・テイルズ の商品レビュー

3.5

9件のお客様レビュー

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2023/06/03

興味からではなく、昔コリドラスを飼っていたことから、その縁で(どんな縁?)読みました。 失礼ながら、意外に面白い。

Posted byブクログ

2017/11/19

斉藤洋で偕成社でヨシタケシンスケで、図書館にも児童書のコーナーに置いてあるけど、大人向け。 このメンバーでは、読まずに児童書に置いてしまうのは仕方ないけど、子どもにわさわざ読ませたいような本ではない。大人向けならどうってことないが、ちょっとセクシャルな話もあるし。言葉も難しい(白...

斉藤洋で偕成社でヨシタケシンスケで、図書館にも児童書のコーナーに置いてあるけど、大人向け。 このメンバーでは、読まずに児童書に置いてしまうのは仕方ないけど、子どもにわさわざ読ませたいような本ではない。大人向けならどうってことないが、ちょっとセクシャルな話もあるし。言葉も難しい(白兵戦、射倖心、形而上学など)し、物語も(普段斉藤洋がターゲットとしている小学生には)わかりにくい。字も小さい。 シヨートショート2編のあとにコリドラス・パレアトゥスというなまずが斉藤洋を思わせる作家に聞かせる法螺話1編がワンセットで繰り返される。 シヨートショートは読んでるうちは訳がわからず、最後のオチで納得というパターンが多い。星新一みたいな作風とは違う。 コリドラス・パレアトゥスと作家のやり取りは面白いが、斉藤洋の話を聞いたことがあるので、コリドラスの性格が斉藤洋だと思う。法螺吹き(もちろん作家だから誉め言葉)で、皮肉屋の挙げ足取りだが憎めない。(情熱と優しさがあることも感じたことは書いておきたい。) 成長した斉藤洋ファンにはピッタリ。 ま、子どもだって読めて理解できるならいいか。

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2016/06/12

作家の連載掌編と、コリドラス・パレアトゥスとの対話が楽しい。 しかし全点案内に連載されていたとは…。その頃がうらやましい。

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2016/05/16

斎藤洋さんの新しい本が図書館に!吃驚して急いで借りに行きました! 作家の”私”さんとナマズの”コリドラス・パレアトゥス”のなんともいえないショートショート。コリドラスがすんごくいいキャラです。面白! 2012/00/00

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2013/03/25

斉藤洋とおぼしき童話作家がデパートの本屋へ行こうとして間違えてペット売場へ行ってしまう。そこで熱帯魚を飼いたくなりながめていると、コリドラス(ナマズの一種)が話しかけてきた。こうして、コリドラスとその他の熱帯魚を飼うことになるのだが、そのコリドラスが自分が見てきたという不思議な話...

斉藤洋とおぼしき童話作家がデパートの本屋へ行こうとして間違えてペット売場へ行ってしまう。そこで熱帯魚を飼いたくなりながめていると、コリドラス(ナマズの一種)が話しかけてきた。こうして、コリドラスとその他の熱帯魚を飼うことになるのだが、そのコリドラスが自分が見てきたという不思議な話を作家にしてくれる。作家は、それを雑誌に連載する、という設定ですすむショートショート。星新一とかが好きな人にオススメ!

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2013/02/25

児童書の枠に入れてはみたけど、ひねりの効いたショートショートの数々は大人でも十分楽しい。 むしろ大人じゃないと通じないようなネタも……… 星新一っぽいブラックユーモアは最近の斎藤さんの作品ではあまり見ないのでちょっとおどろきました。 そして間にはさまれるコリドラスの不遜な感じがク...

児童書の枠に入れてはみたけど、ひねりの効いたショートショートの数々は大人でも十分楽しい。 むしろ大人じゃないと通じないようなネタも……… 星新一っぽいブラックユーモアは最近の斎藤さんの作品ではあまり見ないのでちょっとおどろきました。 そして間にはさまれるコリドラスの不遜な感じがクセになります。 最初と最後のページに描かれたヨシタケさんの絵がすっごく効果的!

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2013/01/20

斉藤洋のショートショート!気になり、閲覧中。 私にとってショートショートは星新一!どんなもんかな?お楽しみ(^_^)

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2012/12/29

何の本かと思って手にして、ページをめくって、半ページ立ち読みして、はまりました。 ひねりの利いた短編ばかり。 読むと分かりますが、1粒で2度おいしい本です。

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2012/11/27

作家の「私」はナマズの「コリドラス・パレアトゥス」と出会った。これから連載するショートストーリーの年間の半分をコリドラス・パレアトゥスが受け持ってくれると言うのだ。こうして「コリドラス・パレアトゥスかく語りき」の連載が始まった。荒唐無稽な身の上話に半分受け持つと言った割に気まぐれ...

作家の「私」はナマズの「コリドラス・パレアトゥス」と出会った。これから連載するショートストーリーの年間の半分をコリドラス・パレアトゥスが受け持ってくれると言うのだ。こうして「コリドラス・パレアトゥスかく語りき」の連載が始まった。荒唐無稽な身の上話に半分受け持つと言った割に気まぐれに語られる話。私は生意気なナマズに振り回されっぱなし。 なんじゃこりゃ?という第一印象。でも読み進める内に、コリドラス・パレアトゥスが可愛く思えてくるから不思議です。自分のことを俺とか私はとは言わず、コリドラス・パレアトゥスと頑なに言うこだわりもクセになります。覚えちゃったよ、コリドラス・パレアトゥス。 ただこれは、児童書?と疑問形になっちゃいます。読むとしたらよく読める6年生~中学生くらいと思いますが、中学生読むかな~と思っちゃいます。児童文学好きの大人がターゲットかな。好きな人は好きやろう、とかなりマニアックで極地的な部類だと思われます。私は結構好きですね。

Posted byブクログ