スイーパーズ 事件現場掃除人(2) の商品レビュー

加藤実秋【著】

2013/03/20

モップガールの続編です。

前作に引き続き、主人公桃子ちゃんの ビミョーな超能力が爆走！

今度はくすぐったくなったりイヌの気 持ちになったり、日常生活にますます 支障を来していますw

周りを固めるキャラ立ちまくりな同僚 達もパワーアップ！

役者気取りの重男さん（前作の説明で は「役者の重男」だったのに、今作 「役者気取り」に降格されてるww）に は『ミナミの帝王』マニアの中国人、 王さんという強烈な弟子ができ、犬マ ニアの社長は桃子ちゃん犬化の際に大 活躍！ ギャル系事務員は殺人容疑をかけられ イケメン翔くんはフラリと戻ったかと 思えばなぜか桃子ちゃんにツンデレ （？）な態度w

そして大騒ぎのうちに前作からの伏 線、桃子ちゃんの過去にまつわる事件 に巻き込まれ、翔くんが陰に陽向に大 活躍の結果、なんと桃子ちゃんのハン パ超能力が本格的な超能力に！！

。。。と、大変なことになりつつ次回 に続くようです。

個人的には桃子ちゃんの超能力のビ ミョーさが好きだったので、なんかホ ンモノの超能力者になっちゃったのは ちょっと残念。

物語自体もこのビミョーさに成り立っ てる所が多かったと思うんで、今後ど ういう感じになるのか？？

次作も色んな意味で気になる！

2013/02/20

シリーズ第二弾。
相変わらずテンポよくて読みやすい。

しかし、翔は「ツンデレ」ならぬ「ツンツン」ですなぁ。
…きゅん。

2013/02/03

モップガールの続編。
ん～前作の方がよかったかな～
桃子に現れる謎の現象が今回はうまくイメージできなくて
読み進めるのがちょっと辛かった。

こっちよりインディゴシリーズを書いて欲しいなぁ。。。

2020/01/26

「モップガール」の続編です。

相変わらずテンポがいいし、出てくる人も心優しい人が多いのであまり殺伐とした感じは、ミステリの割にはありません。ヒロインの桃子が、何故事件現場で何かに触れると事件の状況を「視て」しまうのか。そのあたりもきちんと収束していきます。

切なくなるような結末で、そこだけはズンと重く胸に落ちます。都会の片隅で、こんな事件があっても不思議じゃないような。そんな気がします。もう少し細かい点までこだわり抜いて描いて欲しかったかな。

2013/01/14

「モップガール」続編。
新メンバーも増え、今までの仲間との結束もすこし強くなった印象の本作。
前作からの謎も解け、次回作へ続くかのような終わり。
また続編を待ちたいところ。

2013/01/05

手に触れた物の記憶に応じて、手などが反応する。
その症状の回復のため、事件の解決を行う。
死んだ犬に反応して、手を尻尾のように振ったり、四つん這いでボールを追いかけたりするのが面白い。
結局、父にも同じ能力（症状）があり、暗示によってそれを封印していたが、最近その封印が解けてきたということらしい。

2012/11/10

『モップガール』（未読）の続編とは知らずに読んでしまった。
事件・事故現場を専門に清掃を行う会社で働く桃子は、現場に遺された想いに反応して身体感覚に異常が表れる特殊体質。その異常を治すためには謎を解くしかない、ということで仲間たちとともに事件を解明する短編集。悲惨な現場を掃除するという仕事のわりに、全体的に明るく朗らかな雰囲気である。
設定や人間関係などわりと前作を引きずっているようなので、そちらを先に読んだ方がよかった。
超常現象だしミステリと思って読むべきではないかもしれないが、キャラはみな濃すぎるほど立っていて面白いし、桃子に今度はどんな異常が出るのかというところに引っ張られて読んだ。
『モップガール』の方はドラマにもなっているようなので、そちらもちょっと見てみたい。

2012/11/08

待ちに待った「モップガール」続編。

桃子の能力が前作よりも色んな意味でパワーアップしてるなぁ。(犬化はヒドイ…。)

新キャラの王さん良いですね。
真面目で良い人なのに、変な日本語の所為で変人に…。
ちょっとした出てこなかったのが残念。

まさか未樹ちゃんが容疑者になるとは…。
なるとしたら社長か重男さんだと思ってました。(←失礼)

翔が再登場してくれたのは嬉しいけど、登場の仕方ビックリ。

社長は皆の事よく見てるんだなぁ。と思いきや重男さんはちょっとおざなり…。

“謎の鼻歌”の正体は想像通り。
桃子の能力の秘密は予想外だったけど納得。

翔が不機嫌だった理由に思わずニヤニヤ。

桃子の能力の事も一応片付いたし、もう続かないのかな？
出てくる人達も皆好きだから、出来たら続いてほしい。