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滅亡の暗号(上) の商品レビュー

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2021/05/03

マヤ文明の2012年12月21日人類滅亡説 終末論で有名なノストラダムスの大予言は1999年だったがマヤ文明のマヤ暦で周期の節目である21012年12月21日は人類滅亡のXデーとなっている。 小説はこの滅亡日直前からロサンゼルスで発生した異常プリオン(代表的なのは狂牛病)で一...

マヤ文明の2012年12月21日人類滅亡説 終末論で有名なノストラダムスの大予言は1999年だったがマヤ文明のマヤ暦で周期の節目である21012年12月21日は人類滅亡のXデーとなっている。 小説はこの滅亡日直前からロサンゼルスで発生した異常プリオン(代表的なのは狂牛病)で一人のマヤ人が病院で亡くなる所からスタートし次々と感染が拡大して行きLAは政府命令により隔離されるが感染の歯止めは掛からない、本当に人類は滅亡してしまうのか。。。。 亡くなったマヤ人は生活苦から高額で売れる古代絵文書を亡くなる寸前に故郷であるグアテマラの古代遺跡を盗掘し持ち帰り売り捌く為にLAに滞在していたが彼と接触した人は次々に感染していた。 普通、プリオンは空気感染しない筈だが、、、 大都会ロサンゼルスとグアテマラの密林、白人とマイノリティ、現代と過去、様々なコントラストが背景を浮かび上がらせる。1000年の時を経て明らかになるマヤ族滅亡と異常プリオンの原因は絵文書を解読しながら進む冒険は驚きと興奮の連続で項を繰るのがもどかしい位です。

Posted byブクログ

2017/08/14

そう言えば、マヤ暦の終わりが世界が終わりと言う終末論は、一時期はやりましたねぇ。 この作品は、そのマヤ暦終末論についての小説。マヤ暦と言う昔々の人の知恵と、プリオンと言う現代科学の組み合わせが、この作品の妙なのかな。地球を襲っている危機の中身がわかるところまでが上巻。下巻で解決と...

そう言えば、マヤ暦の終わりが世界が終わりと言う終末論は、一時期はやりましたねぇ。 この作品は、そのマヤ暦終末論についての小説。マヤ暦と言う昔々の人の知恵と、プリオンと言う現代科学の組み合わせが、この作品の妙なのかな。地球を襲っている危機の中身がわかるところまでが上巻。下巻で解決と言う事になるのでしょう。 なのですが、280ページの2冊なので、一冊にしても良かったんじゃ無かったかな。

Posted byブクログ

2012/12/21

【内容】 12月21日、人類は滅亡する―。古代マヤ暦が不気味な未来を暗示するその日まで残り10日、ロサンゼルスでは謎の伝染病が広がりつつあった。医師スタントンは懸命に治療法を探すものの結果は思わしくない。同じ頃、学芸員シェルの元には、盗品と思われるマヤの未知の絵文書が。世界的発見...

【内容】 12月21日、人類は滅亡する―。古代マヤ暦が不気味な未来を暗示するその日まで残り10日、ロサンゼルスでは謎の伝染病が広がりつつあった。医師スタントンは懸命に治療法を探すものの結果は思わしくない。同じ頃、学芸員シェルの元には、盗品と思われるマヤの未知の絵文書が。世界的発見に心震わせ、解読を始めた彼女は…。千年の時空を超える、壮大なタイムリミット・ミステリ。 【感想】 面白い! 謎の疫病に立ち向かう医者と、マヤの絵文書を手にする学芸員。 流行する疫病はマヤの呪いなのか。 無関係だった二人が出会い、恋をし、命がけで世界を救う。 人類滅亡やマヤの終末論なんて、下手をしたらトンデモ本になってしまいそうですが、疫病の原因を変異型プリオンとしたことで、小説をリアルな雰囲気におしとどめています。 たくさんの人が疫病で命を落とし、完璧なハッピーエンドとはいきませんでしたが、最後の最後に疫病の治療に効果的な植物を発見し、シェルの命も助かったことで、読後感も爽快でした。 ぜひ映画化してほしい一冊です。

Posted byブクログ

2012/10/20

2012年12月21日に人類が滅ぶというマヤ暦の長期暦の終わりとプリオンによるパンデミックをテーマにした盛り沢山の小説。 それなりに楽しめる。

Posted byブクログ