ブッダの“呼吸"の瞑想 の商品レビュー
呼吸による瞑想についてとその方法をていねいに説明してある本です。 呼吸による瞑想を7つのエクササイズに分けてあります。 最初のエクササイズは、 「息を吸いながら、息を吸っていることを知る。息を吐きながら、息を吐いていることを知る」 瞑想というと、とてもむずかしくて、雑念だらけの...
呼吸による瞑想についてとその方法をていねいに説明してある本です。 呼吸による瞑想を7つのエクササイズに分けてあります。 最初のエクササイズは、 「息を吸いながら、息を吸っていることを知る。息を吐きながら、息を吐いていることを知る」 瞑想というと、とてもむずかしくて、雑念だらけの私ではムリ、と思っていましたが、 呼吸をしながら、吸っていることと吐いていることだけに気持ちを集中するだけでよし、 呼吸は浅くても深くても、短くても長くても、なんでもよし、 座っていても、横になっていてもよし、 疲れないように、気持ちをラクにやってよし、 ということが書いてあって、 あ、これなら私にでもできる、とうれしくなりました。 そして、呼吸しながら「あ、吸っている、あ、吐いている」とそれだけに集中していると、ほんと、雑念がゼンゼン浮かんで来ない。 「あ、今度は短く吸っているな、あ、ぴゅーっと吐いたな」と次の呼吸はどうなるんだろう、って楽しみになって、長いこと自分の呼吸に付き合っていても、疲れないし、飽きて来ないのが不思議でした。 じっくり1つずつ、7段階のエクササイズを時に応じてやってみようと思っています。
Posted by
「マインドフルネス」が認知行動療法などの医療やメンタルヘルスに取り入れられ、日本にも紹介されはじめたが、やはりその本質が仏教であることを無視するわけにはいかない。 本書はベトナムの禅僧ティクナットハンが 最初期にまとめられた仏典アーナパーナサティスートラを註釈されたもの。 ...
「マインドフルネス」が認知行動療法などの医療やメンタルヘルスに取り入れられ、日本にも紹介されはじめたが、やはりその本質が仏教であることを無視するわけにはいかない。 本書はベトナムの禅僧ティクナットハンが 最初期にまとめられた仏典アーナパーナサティスートラを註釈されたもの。 読むとマインドフルネス(「念」サティの訳語)が無我、無常の理解と常にひとつながりであることがわかる。そして大乗仏教の「慈悲」が、無常の洞察から生まれてくることも。 姉妹本である「ブッダ気づきの瞑想」との併読をお勧めする。
Posted by
他の本で書かれているマインドフルネスよりも宗教色が強く読破することを断念。 ブッタが代わりに歩いてくれる、息をしてくれるなどとても良い考え方がある。
Posted by
- 1