論破する技術 の商品レビュー
あくまで論破することにこだわった本。相手の話は聞かない、相手にかぶせて封殺などという行き過ぎともとれるようなやり方からブーメラン法のようなテクニカルなところまで網羅されている。しかし全体で言うと強引な部分も多いので実践できづらいものも多かった。
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松本幸夫氏はヒューマンラーニング㈱代表であり、交渉術指導歴25年以上、論戦でも圧倒的な強さを誇るスピーチドクターです。 論破するということとは逆に仲良くしたいのであれば、反対をやればいいのです。 相手の言うことをただゆっくりと真剣に聞いてあげるのです。 これは大人も子供も一緒...
松本幸夫氏はヒューマンラーニング㈱代表であり、交渉術指導歴25年以上、論戦でも圧倒的な強さを誇るスピーチドクターです。 論破するということとは逆に仲良くしたいのであれば、反対をやればいいのです。 相手の言うことをただゆっくりと真剣に聞いてあげるのです。 これは大人も子供も一緒だと思います。(急に子供の話ですみません) 「ねーねー パパ・ママ聞いて聞いて あのね~ 」と子供はしきりに、話を聞いてくれるようにせがむことがあります。 自分を知って欲しい、受け入れて欲しいという気持ちは、いくら体が大きくなって年をとっても、子供時代と本質的にあまり変わらないのではないでしょうか。 真剣に耳を傾け話を聞いてあげる、これがカウンセリングの基本の傾聴というものだそうです。 本書にはいろいろなテクニックが載っていますので、ひと通り読んだあとに自分に合う方法を選び、試してみるのが良いのではないでしょうか。
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言いくるめられそうになったら役に立ちそう。 あと、自分が知らずに論破してる可能性にも気づける。 論破するだけが目的の本ではない。
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自分の主張を、ある程度通す為の心構え及びテクニック集。中には詭弁や強弁も少なくなく、実践するにはリスクを負うものもありますが、そういう技術があると知っておけば騙されないという点でいい本だと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
松本幸夫氏はヒューマンラーニング㈱代表であり、交渉術指導歴25年以上、論戦でも圧倒的な強さを誇るスピーチドクターです。 「論破する」ことと「人間関係を良くする」ことは、まったく逆のことを行うことだと語っています。 例えば論破する場合には、相手の話を聞かない、話にどんどん割り込む、相手の話にかぶせてつぶす、視線を外す、イライラした仕草をする、話の腰を折る、という方法を取ります。 そんな強気にはなれないよ… あまりもめたくない… という方には「イエス・アンド法」(本書 P.128~P.130)を紹介しています。 これは一度反論を受け止め、勝ったと油断した相手をやり込める方法です。 『イエス・アンド法』 一度イエスと認めて、そのあと「実はさらに考えまして」などと肯定して話しをつなげる。 反論には見えない言い方をしながら、じわじわ論破していきます。
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今まで読んだ交渉の本や議論のルール等で「これをやってはいけない」ということを敢えて薦めていて面白いです。「相手がこの本のテクニックを使ってきたらどうするか」を考えるきっかけになりそうです。 ただ説明が分りづらいところが幾つかあるのが気になりました。
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