ドラフィル!(2) の商品レビュー
あっちもこっちも親子の確執がいっぱい。にしても、冒頭からでまかせで演奏会を組んでしまうとは七緒も剛毅だ。
Posted by
人と人を切り離すのが、音楽ならば、人を結びつけるのもまた音楽。余計なエッセンスなしに、そのことを強く語りかけてくれる作品。 前作と雰囲気は変わらず、良い作品に仕上がっている。
Posted by
前作では触れられなかった響介と父親の話が軸に据えられている。音楽を通して人と人がふれあいどんな形であれ成長していく姿には胸が熱くなる。物語としての濃度も高く、ラストに向けての盛り上がりは素晴らしい。非常に好きな作品だ。
Posted by
諦めることだったり、思い返させられることだったり、伝わらないことだったり。でも、ヘタレだヘタレだと言われてる割には、ずいぶん頑張ったじゃんということで滂沱。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
評価:☆4.5 商店街の個性的なメンバーで贈る「音楽とそれを愛する人々の物語」待望のシリーズ第2弾が登場! 音楽で繋がっている住民達の温かい、微笑ましいエピソードは健在。 3章の幸と840日毎に帰ってくるピアニストの母親の話が特に好きかな。 今回は響介と七緒の家族について焦点を当てて物語は進行していく。 徐々に謎が明かされていって先が気になるつくりになっているので凄く読みやすい。 1巻でもそうでしたが、割と予想外な展開もあって驚かされるんですよね。そことそこが繋がってるの!?みたいな。 物語が終盤に向けて収束して盛り上がっていく構成はお見事! 演奏シーンの迫力も流石ですね。 あとがきで作者の中では1巻で完結していた。とのことですが、確かに1巻で終わってても違和感はなかったw でも2巻も十分に完成度高いと思います。 次で最終巻ですが期待できそうです。
Posted by
前作で響介の見せ場や話が足りないことがとても気になったので、その辺りのお話が見れたのが良かったと。そして私は美奈川さんの描く夫婦の絆ネタにとても弱いです…。 あとの心残りはゆかりさんやお母さん関連のお話だなと思うのですが。3巻に期待。
Posted by
【収録作品】序曲 鐘声/第一楽章 ブリュンヒルデの初戀/第二楽章 ライセッド・オン・ロック/第三楽章 840回目の嫌がらせ/第四楽章 MESSIAH/終曲 最も偉大なヴァイオリニストへ
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第2巻。 1巻でなんとなく完結っぽかったんだけど、なんとか2巻をひねり出したという感じ。 父子の葛藤をベースに銘器「メサイア」をおりまぜながら進行。 写真屋の倅や魚屋だっけ?の弟さん、ジャズピアニストの娘など新キャラも続々? ラスボス?のヴァイオリニスト母がまだ派手に登場していないのでもう1冊くらいは引っ張りそうな感じ。
Posted by
「お前にこれ以上、ヴァイオリンを続ける価値はない」 そう父から言われ、コンマスを務める主人公の竜ケ坂オーケストラ(通称ドラフィル)はかき乱れる。 そんな中指揮者である七緒のもとにあるものが送られてきて…。 商店街の個性的な音楽好きが奏でる物語の第2弾。 正直、1巻で完結したと思...
「お前にこれ以上、ヴァイオリンを続ける価値はない」 そう父から言われ、コンマスを務める主人公の竜ケ坂オーケストラ(通称ドラフィル)はかき乱れる。 そんな中指揮者である七緒のもとにあるものが送られてきて…。 商店街の個性的な音楽好きが奏でる物語の第2弾。 正直、1巻で完結したと思っていたんで続編がでて本当にうれしいです! 美奈川さんの作品は描写がとても綺麗で物語の中にどんどん引きこまれていきます。 最後の演奏のシーンなんて音がホントに鳴り響いているよう。 音楽好きならより楽しめる内容ですが、そうでなくても十分楽しめます。 できることならば書の中で奏でられる「マイスタージンガー」や「ラ・カンパネラ」を聞いてから読むともっと楽しめただろうなぁ。 各章も音楽というものを題材にいろいろな人たちの人間模様をしっかり描いていて読んでいて心地よいです。 あえて苦言をいうならMW文庫なので絵が表紙しかなく、キャラ達の顔がでてこないところか。
Posted by
次が出たので終盤で放置だった今巻を読みきった。 どうもこの人の書く話は主人公以外の話のほうが面白い。
Posted by
- 1
- 2