ウミガメの自然誌 の商品レビュー
教科書みたいな感じ。なるほどって思う部分が多かったけど、何周もしないとなかなか覚えるのはむずかしい本。
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ウミガメ学の今を、進化、形態、生活史、発生、繁殖生態、生理、回遊、そして保全や民俗に至るまで、様々な分野の専門家が解説している。 ウミガメにまつわる様々な研究分野の概要や現在時点での知見を知ることができるのだが、まだほとんどの分野で何も分かっていないんだなぁ。。。という事が確認...
ウミガメ学の今を、進化、形態、生活史、発生、繁殖生態、生理、回遊、そして保全や民俗に至るまで、様々な分野の専門家が解説している。 ウミガメにまつわる様々な研究分野の概要や現在時点での知見を知ることができるのだが、まだほとんどの分野で何も分かっていないんだなぁ。。。という事が確認できた。^^; これだけ研究が進まないのは、ウミガメが広い海洋を舞台に大きく回遊する動物であるからに他ならないのだが、もう1つはウミガメの研究は他の動物と比べても一般市民による保護運動などと強く結びついており、保護や市民感情の観点からむやみに捕獲するわけにもいかず、データも取りにくいという事情もあるのだろう。 個人的には生活史、繁殖生態、回遊などの分野でさらなる知見が増えるのが楽しみ!
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