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天体少年。 の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2023/12/24

いくら相対的だからって、符号反転はありなのかなぁ...。 とってもステキな出会いでもあり、とっても寂しい出会いでもある、それぞれの第 1 日目がとても印象深い。さんかく座とは思いっきりマイナーなところを攻めたものだ。

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2022/06/09
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所々、難しくて理解しにくい部分( 説明 )があったりしましたが、面白かったです。理解力ないからSF設定難しかった…。 自分と逆向き( 未来から過去へ )に時間が進んでいる天体の男の子と、夜だけ7日間過ごすお話でした。 時間がすれ違っているので、お互いの気持ちの差がとても切なかったです。最初の日はタウからの気持ちが切なくて、最終日には海良の気持ちが前向きになってて温かい気持ちになりました。 2012年に買って読んでいたようなのですが、その頃の私何歳なんだろ…その時読んで何思ったのか気になります。

Posted byブクログ

2021/10/03
  • ネタバレ

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切ない… どうなってしまうのか分かってしまったからこそ、後半に行くにつれて切なく思う気持ちがじわじわと大きくなっていきました。 あとがきにも書いてありましたが、読み終わったあとにタウ視点で逆から見返すと、さらに胸がきゅっとなります。

Posted byブクログ

2021/07/03
  • ネタバレ

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切なくて儚くて純粋で一気に読み終わってしまった。 どちらにとっても、心が通じあえたと思ったら片思い状態になってもう会えなくなってしまうというところに泣いた。 ぼく明日と設定はほぼ同じだけど、私はこっちのほうがより切なくて好きだなと思った。 ぼく明日は、ヒロインが相手の行動をメモしてそれに合わせて行動しているから、理屈っぽくなってあまり好きになれなかったのかなと思った。 対してこの作品は、恋に理屈はいらない、みたいな感じで年相応なまっすぐな恋愛で好みだった。

Posted byブクログ

2020/10/07

あらすじから良作の匂い。 天文学者の父親とともに遠く南国の孤島に暮らしている少女・海良(ミラ)。ある日、彼女が闇夜の草原で出会ったのは、星空から降りたった不思議な少年・τ(タウ)だった。「僕という天体は、宇宙を未来から過去へと進んでいる。でもこの姿を浮かべていられるのは、ほんの...

あらすじから良作の匂い。 天文学者の父親とともに遠く南国の孤島に暮らしている少女・海良(ミラ)。ある日、彼女が闇夜の草原で出会ったのは、星空から降りたった不思議な少年・τ(タウ)だった。「僕という天体は、宇宙を未来から過去へと進んでいる。でもこの姿を浮かべていられるのは、ほんの七日間だけ。だから今夜は僕にとって、君との最後の夜なんだよ―」去り際に残した、その謎めいた言葉通りに、海良は毎夜タウと出会い続ける。約束された出会いの、避けられない別れの時へ向かって―。 つまり、      海良 過去→→→→→→未来 過去←←←←←←未来      タウ という風に、まったく逆の時間の流れを生きる二人が7日間だけのすれ違いの時を過ごす物語。 ロマンチックだよこれは。 海良が初めて出会うタウは、すでに海良と6日間を過ごしてきたということになる。 もう別れが目の前に迫っているタウは、海良になんともすてきな言葉を残すのだ。 「君との思い出をビッグ・バンまで運んでいくよ。」 海良が7日間を過ごし、この言葉の重さがわかった時には胸が痛む。 どこか盛り上がりに欠ける、地の文が違和感のあるくだけ方をしているなどの気になる点はある。 しかし、読み終えた後は、初めから読み返すのではなく、章を戻るように読んでいくとタウの心情も見えてくる、二度おいしい良作だ。

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2018/07/15
  • ネタバレ

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『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』と設定が似ている、というので読んだ。 昨日会ったばかりのタウから親しげに呼び捨てされるなんて!と憤るミラのダブスタたるや! 設定が似てるというかほぼ同じというか、少なくとも作者が伝えたい部分は全く同じ。他にもう1冊似た設定本があるそうなんだがもういいかな…せつない別れ系は…。

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2017/03/02

宇宙が好きでうまく友達がつくれない少女と、時間を逆流する謎の天体少年の物語。7日間、それも少年が姿を表すことのできる夜だけという限られた時間を二人で過ごす。 少女にとっての出会いの日は少年にとって別れの日であり、逆もまたそうだった。日が経つごとに別れが近づいてくるのがとても切なか...

宇宙が好きでうまく友達がつくれない少女と、時間を逆流する謎の天体少年の物語。7日間、それも少年が姿を表すことのできる夜だけという限られた時間を二人で過ごす。 少女にとっての出会いの日は少年にとって別れの日であり、逆もまたそうだった。日が経つごとに別れが近づいてくるのがとても切なかった。 はじめは二人の昨日と明日が行き違う事にもどかしさを感じたが、折り返しである4日目を過ぎる頃、逆さまだったからこそお互いに心を開くことが出来たのだとわかった。終盤は少女の少年に対する「愛おしい」感情が溢れていた。 次に読むときは7日目から1日目に向かって少年の時系列で読んでみたいと思う。

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2015/03/20

すごい世界観だった。そして切なすぎる… 星空と東京の夜景に囲まれて空を飛んでるところがロマンチックだった。

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2014/01/27

“天体”に恋をした女の子の話。不思議な雰囲気で宇宙をふわふわ浮いているような気持ちになる。 2014/1/27

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2013/11/23
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んー、評判が良かったので結構楽しみにしてたんだけど、合わなかった。たった7日間だけ、時間を毎日逆行して会える宇宙少年との初恋話。なんかこう「人が人を好きになることに理屈なんかないよねっ!」って感じで、タウとミラが引かれあう感覚がよく分からなかった。タウはまだ分かる。初めて反応を返してくれた人間がミラだったから。ただミラは、なんでタウを好きになったのかが伝わってこなかった。たったの7日、それも3日目でお互い好きになるし。ミラの戸惑いとタウの正体と自省で物語が過ぎてゆくので、触れ合いに紙面が裂かれている訳でもない。絶賛までされる理由は分からなかった。現に今恋愛している人なら共感するのかもね。

Posted byブクログ