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プールサイドの彼方 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2018/10/09

一九八九年から二〇一二年までの時間の流れの中で、はじめは大学生だった主人公のひとみが結婚したり母親になったりしながら仕事をして生きていく様子が、膨大な波のようだった。馴染みのない時代の描写は興味深くもあった。幼児の頃の娘のりん目線のパートが切実で胸に刺さる。その分もひとみのことは...

一九八九年から二〇一二年までの時間の流れの中で、はじめは大学生だった主人公のひとみが結婚したり母親になったりしながら仕事をして生きていく様子が、膨大な波のようだった。馴染みのない時代の描写は興味深くもあった。幼児の頃の娘のりん目線のパートが切実で胸に刺さる。その分もひとみのことはすきになれなかった。

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2013/11/25

娘が大きくなった頃(ほぼ最後)の感じは少し好きにだったけど、始めの方はいつになったら面白くなるかなーならないなーと思いながら読んでました。 特にオススメはしないかな。

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2013/06/11

共感は出来ませんでしたが、同世代のお話で懐かしく感じました。 しかし、皆思うがままですね。 ある意味羨ましいけど…。

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2013/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一人の女性が学生生活、就職に結婚、子育てを経て見つけるもの。 大学時代に佐野に誘われて見学に行ったムービー研究会。 出版社に就職してから偶然再会した湖太郎。 予期しない妊娠に結婚、子育てに埋もれたくなくて必死にしがみついた仕事。 優しかった湖太郎との離婚。 追われる日々と、充実を噛みしめる瞬間。 なげ~~。 雑誌掲載を訴えに来た人たちに弁解しているときに 股から血が出て気づいたら病院で、はい妊娠6ヶ月が発覚~とか ドラマかよっ!ってなったw 元恋人との煮え切らない関係に、恋愛とは言い難い人とデキ婚。 子育てに仕事とあれにもこれにも同時に手を出したり 結局欲張りな気がするし、最終的にはどこに向かっていきたいのかも謎。。。 女性が働くという過酷でときに理不尽な状況とか 女性だけが子育てにすべてを犠牲にするのは変とか 葛藤はいいけれどもね。著者の他の本の総集編っぽかった。 ひとみ視点、湖太郎視点、りん視点でちょくちょく変わるから 混乱する人は混乱するかも。 丹波りん→タンバリンとか、著者って最近の子供の名前に厳しいよね~(笑) 途中で誤植見つけた!)^o^(

Posted byブクログ

2013/04/02

第七章より~ ぽろっとこぼした本音が、文字になって拡散してしまう怖さがインターネットだ。(中略)気軽に発信できる時代だからこそ、ボタンひとつであなたという人間性を全世界に「つぶやき」続けていることをお忘れなく。 ストーリー(もちろん、とても興味深かったけれど)よりもこの部分に心が...

第七章より~ ぽろっとこぼした本音が、文字になって拡散してしまう怖さがインターネットだ。(中略)気軽に発信できる時代だからこそ、ボタンひとつであなたという人間性を全世界に「つぶやき」続けていることをお忘れなく。 ストーリー(もちろん、とても興味深かったけれど)よりもこの部分に心が残ってしまったようだ。時をあらためて読んでみたい。

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2013/03/28

やはり朝比奈さんの本はスキ。 「仕事を辞めるほどの事じゃない」。確かにヒドイ言葉。だけどそれを父親が言ったら? 結局みんな勝手な生き物なんだと思う。それを全部通しちゃった人達の話。

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2013/02/19

女の人が仕事をあきらめずに家庭を持つとこうなってしまうのかな。頑張っても頑張っても答えってないんだろうなー。しわ寄せが子どもになってしまうのがかわいそう。失ってから気づくんだろうな・・・。

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2012/11/19

バブルの頃にこんな反吐が出るような女って居たなっ的、大っ嫌いなタイプの主人公が学生から50歳手前くらいまでなのかな、それまでの色々の物語。軽くて中身が無くて流行に流され我侭を自分らしさと履き違え、だけど中途半端にはアタマも良くって超自己中。確かに男女問わずそんなヤツ、ホントその辺...

バブルの頃にこんな反吐が出るような女って居たなっ的、大っ嫌いなタイプの主人公が学生から50歳手前くらいまでなのかな、それまでの色々の物語。軽くて中身が無くて流行に流され我侭を自分らしさと履き違え、だけど中途半端にはアタマも良くって超自己中。確かに男女問わずそんなヤツ、ホントその辺に吐いて捨てる程居たよな。まっ今も変らずにウヨウヨしているけど。ただ若い作者がエラくリアルにバブル世代の半端な女を題材にしたことに驚いた。ホントにリアル過ぎる程に描いている。スイートスポットに嵌ってはいない世代だけど、なにか見透かされたような変なモゾモゾ感が残った。

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2012/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ひとりの少女が恋をして、仕事に就き、母になって、母として生きていく二十数年間の濃密な日々。  男も我が侭だけど、女はもっと我が侭なんだなあ。リンちゃんが登場し、娘の視点も語られ始めると面白くなる!

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2012/10/25

主人公が、 一人称で語りかける人が ぱらぱらと変わり あっという間に歳を取り、 結局全てが中途半端。 時代を追った懐かしさだけが自分の思い出と重なり合い唯一楽しめた。

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