1,800円以上の注文で送料無料

激動するアジアの大学改革 の商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/01/28

さすがにカンボジア、ラオス、スリランカの大学の話は読み飛ばしましたが、中国の高等教育に対する力の入れ方、インドの留学受け入れ戦略など参考なりますし、マレーシアやインドネシアも目覚ましく伸びてきてますね。 方や日本は大学は色々手を打とうとしてますが、低年齢化するに従って何も手を打っ...

さすがにカンボジア、ラオス、スリランカの大学の話は読み飛ばしましたが、中国の高等教育に対する力の入れ方、インドの留学受け入れ戦略など参考なりますし、マレーシアやインドネシアも目覚ましく伸びてきてますね。 方や日本は大学は色々手を打とうとしてますが、低年齢化するに従って何も手を打ってないと思います。日本の若者が留学しなくなったのは日本の国内で満足してしまうような狭い世界の競争しか強いてなかったのではないかな。 時間はかかるが、教育が一番効果的な経済戦略だとも聞きます。国を思うなら、老人ではなく若者の教育にお金を使うべきだと思います。教員減らすとかもってのほか、理解不能。アホを増やしたいのか、

Posted byブクログ

2014/09/07

発刊から少し時間が経っているが、遅ればせながら本書を読んでみた。各章の報告はコンパクトであり、アジアの高等教育制度を概観するには、質・量共に必要十分となっていると感じた。ただ、ここ数年の間に、アジア・オセアニアの高等教育における国際化・グローバル化の趨勢は、記載されている内容から...

発刊から少し時間が経っているが、遅ればせながら本書を読んでみた。各章の報告はコンパクトであり、アジアの高等教育制度を概観するには、質・量共に必要十分となっていると感じた。ただ、ここ数年の間に、アジア・オセアニアの高等教育における国際化・グローバル化の趨勢は、記載されている内容から若干変化しているだろう。中国・韓国以外の大学情勢について、今後の定期的な研究報告が期待される。

Posted byブクログ

2013/02/08

中国、韓国、日本の箇所を抜かせばこれまで知らなかったアジア各国の高等教育の現状を知ることができ、比較高等教育学分野においてとても読みやすい入門書であると感じた。 どうしても米欧に視点を向けてしまいがちな高等教育の研究であるが、本質的には日本はアジアとの親和性が強いはずであるため...

中国、韓国、日本の箇所を抜かせばこれまで知らなかったアジア各国の高等教育の現状を知ることができ、比較高等教育学分野においてとても読みやすい入門書であると感じた。 どうしても米欧に視点を向けてしまいがちな高等教育の研究であるが、本質的には日本はアジアとの親和性が強いはずであるため、アジア諸国から学び学ばれる関係を構築することが今後の高等教育分野における重要ファクターであると感じた。しかし、あまりにもその分野に携わる人材がいない点と、言語の多様性という障害も多いにあると考えられる。いずれにせよ、未開拓な分野であるため、今後のゴールドラッシュが期待される。

Posted byブクログ