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迷子の大人 の商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

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2024/09/08

主人公が訪問ヘルパーということで、利用者とのやりとりが容易に想像できた。少し行き過ぎたところもあったが。 何事も行動しないと人生は変えられないということが改めて感じられ、自分も旅に出たいと思った。 梓と桂さんの胸キュン行動の表現が生々しくなく、キュンキュンしながら読めた。

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2024/03/10

旅行 子どものときに行ったことがないと確かに馴染みがないもんなんだろうな 自分の気持ちを伝えなかったことでのすれ違い 逃げることで、余計まわりに お年寄りとの関わりも難しいな デイサービスが悪とはならないし、介護の家族のことを考えるといたたまれない

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2024/02/26

都会で疲れた人が、田舎で再生する話は結構好きです。 でも今作は、いきなり移住ではなく、旅先の地の居心地の良さに、何度も足を運ぶようになるお話。 冒頭は、ちょっと唐突な感じはしましたが、高遠の人達が登場してからは、気持ちよく引き込まれました。 星子さんとの行き違い、いや、読んで...

都会で疲れた人が、田舎で再生する話は結構好きです。 でも今作は、いきなり移住ではなく、旅先の地の居心地の良さに、何度も足を運ぶようになるお話。 冒頭は、ちょっと唐突な感じはしましたが、高遠の人達が登場してからは、気持ちよく引き込まれました。 星子さんとの行き違い、いや、読んでいる側は、分かっていました(笑) 改めてホームヘルパーの仕事って、理想と現実と…難しいなと思いました。 色々な世代の人が、助ける・支えるなどと声高な意識を唱えることなく、みんなで助け合う高遠の暮らし(本の中での)は、ある意味理想的に思えます。 梓の行動は色々突っ込みどころ多かったけれど、読みやすく楽しく引き込まれて、読後も心地良い、満足の一冊でした。

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2022/10/26

ホームヘルパーの梓が田舎の良さにふれて成長していくお話。 最後、桂が梓に送ったメールの内容が気になった。 お幸せに…。

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2022/08/14

初読みの作家さん。マイナーな本だけど、わたしは好みだった。都会で疲れた主人公が、田舎で過ごす話が好きなのかも。桂さんっていう不器用な男の子がタイプかどうかで好みが分かれると思う。わたしは死ぬほど桂さんが好きすぎて、読みながら桂さん…。ってなった。婚約者がいるけど桂さんと田舎の町に...

初読みの作家さん。マイナーな本だけど、わたしは好みだった。都会で疲れた主人公が、田舎で過ごす話が好きなのかも。桂さんっていう不器用な男の子がタイプかどうかで好みが分かれると思う。わたしは死ぬほど桂さんが好きすぎて、読みながら桂さん…。ってなった。婚約者がいるけど桂さんと田舎の町に惹かれる主人公の気持ち、わかります。

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2022/07/12

人間ってみんなどこかが少しずつズレていて、それを補うために他の誰かが必要なんだ。 「あんたはたしかにいい子だけど、たまにすごく心配になる。もっと怒りとか憎しみとか、捻じ曲げずに出せばいいのに」 「でも私、そういうマイナスの感情ってちょっと」 「マイナスって、誰が決めたの」 「え...

人間ってみんなどこかが少しずつズレていて、それを補うために他の誰かが必要なんだ。 「あんたはたしかにいい子だけど、たまにすごく心配になる。もっと怒りとか憎しみとか、捻じ曲げずに出せばいいのに」 「でも私、そういうマイナスの感情ってちょっと」 「マイナスって、誰が決めたの」 「え?」 「あんただよ。そやって決めつけて我慢するから、よけいこじれるんじゃない」 じゃあもっと、怒ってよかったの?違和感を覚えるたびにちゃんと口にしていれば、ここまでひどいことにはならなかったのかな。

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2022/07/08

作者さん初読み。他の作品も読んでみよう!! 星子さんとのやりとりが好き。やっちゃんとのやりとりも好き。泰子さんとのやりとりも好き。 人生に迷った時は、思い切って一人旅にでてみるのもいいのかもね。

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2022/01/20

あの一言だけでも読んで良かったと思う。 そして脇役達の存在感、存在意義。 読みながらもしやと思いましたが、やっぱりずっと前に利用させて頂いたことのある(かつ好感度のとても高い)民宿がモデルでビックリ。これだけのことですが、親近感爆上がりです。よって甘めですが★5つ。 そんなわ...

あの一言だけでも読んで良かったと思う。 そして脇役達の存在感、存在意義。 読みながらもしやと思いましたが、やっぱりずっと前に利用させて頂いたことのある(かつ好感度のとても高い)民宿がモデルでビックリ。これだけのことですが、親近感爆上がりです。よって甘めですが★5つ。 そんなわけで坂井希久子さん、印象的な初読みとなりました。

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2020/08/26

派遣社員を辞めて介護福祉士となった27歳の 畠山梓。ところが理想と現実のギャップに悩み、 仕事を続けていく自信をなくしてしまう。 ある夜、梓は新宿駅でふと思い立ち、特急 「あずさ」に乗り込んで…。

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2018/11/23

ストーリーはありがちだけれど、文章がとても良かった。この人のこういう話は好き。高遠にいる時の感覚が共有されていたように思う。

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