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つむじダブル の商品レビュー

3.4

101件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2016/05/26

高2の由一と小4のまどかの仲良し兄妹。バントのボーカルの兄に、柔道大好きの妹。ふたりにはつむじがふたつある。で、由一のバンドのなまえも「つむじダブル」(DSR)。海辺の町の平和な小宮家に、ある日女性からの電話がかかってきて、小宮家の運命が少しづつ動き始める。 由一のパートを小路幸...

高2の由一と小4のまどかの仲良し兄妹。バントのボーカルの兄に、柔道大好きの妹。ふたりにはつむじがふたつある。で、由一のバンドのなまえも「つむじダブル」(DSR)。海辺の町の平和な小宮家に、ある日女性からの電話がかかってきて、小宮家の運命が少しづつ動き始める。 由一のパートを小路幸也が、まどかのパートを宮下奈都が執筆。 二人で別々に書いたとは思えない自然な仕上がりに驚く。

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2016/05/19

優しい雰囲気の家族のお話。お兄ちゃんと妹の二人の視点で進んでいく。善人ばかりだから成り立つ話だなと思う。 2016/5/18

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2015/05/17

宮下さんのエッセイで紹介されていたお話。小路さんがツイッターで、つむじが2つあると呟いたら、宮下さんが私も2つあるとリツイートして、「それならつむじダブルで一緒に小説書きますか」てなったらしいです。小4の女の子とそのお兄ちゃんのダブル主人公で、女の子の方を宮下さん、お兄ちゃんの方...

宮下さんのエッセイで紹介されていたお話。小路さんがツイッターで、つむじが2つあると呟いたら、宮下さんが私も2つあるとリツイートして、「それならつむじダブルで一緒に小説書きますか」てなったらしいです。小4の女の子とそのお兄ちゃんのダブル主人公で、女の子の方を宮下さん、お兄ちゃんの方を小路さんが書いています。ふわふわほわほわしたお話でした。

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2015/05/12

二人で交互に書かれたとのこと、やっぱり味わいは違うけれど、雰囲気は似ている。友達関係よりも家族に重点が置かれていて、友達の問題がどうなったのか少し気になった。

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2015/05/03

ユイチとまどかの兄妹…私には 今現在 中2の兄と 小4の娘がいるので 重ねて読んでいました。が、やはり 小説のような 間柄ではありません(;^ω^) 読み終わって 家族の絆が 感じられ あたたかい気持ちになれました。

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2015/04/08

平凡な家族の大きな秘密の話。 でもよく読めば、3世代家族で母親が元アイドルで、お兄ちゃんがデビューしそうなバンドマンという時点で稀な家だよね…。 でもやっぱり現代には貴重な家庭のあったかい雰囲気が流れてて、家族に兄弟姉妹に飢えてる今では欲しくなるストーリー。 そして、小路幸也と...

平凡な家族の大きな秘密の話。 でもよく読めば、3世代家族で母親が元アイドルで、お兄ちゃんがデビューしそうなバンドマンという時点で稀な家だよね…。 でもやっぱり現代には貴重な家庭のあったかい雰囲気が流れてて、家族に兄弟姉妹に飢えてる今では欲しくなるストーリー。 そして、小路幸也と宮下奈都の共同執筆とは思えない自然な話の流れだった。

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2015/03/15

小路幸也さん、宮下奈都さん共著「つむじダブル」読了。元気いっぱいの小学4年生のまどかちゃん、バンドでメジャーデビューを目指す高校2年生の由一、優しくきれいなお母さん、システムエンジニアのお父さん、柔道の道場で先生をしているおじいちゃんなど、小宮家の面々が繰り広げる日常の生活が描か...

小路幸也さん、宮下奈都さん共著「つむじダブル」読了。元気いっぱいの小学4年生のまどかちゃん、バンドでメジャーデビューを目指す高校2年生の由一、優しくきれいなお母さん、システムエンジニアのお父さん、柔道の道場で先生をしているおじいちゃんなど、小宮家の面々が繰り広げる日常の生活が描かれる物語。まどかちゃん視点の話を宮下さんが書き、由一の部分を小路さんが書いてます。二人の優しい作風は共通しているので違和感なく読めます。物語では、つむじを2つ持つメンバーが所々に登場し、友情、恋愛、葛藤、そして愛情のお話が描かれてます。中盤からラストにかけての展開は想像できるけど、良かった。ほのぼのと、優しい感じの本を読みたい人にオススメ。

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2014/11/09

今回は「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」の一冊です。 小路幸也さんは「東京バンドワゴン」シリーズで有名。ウチの三弟や母がハマっているらしいのですが、私はまだ未読。でも、「蜂蜜秘密」「モーニング」とか、最近では「残される者たちへ」を読んでいて結構好きな作家さん。 宮下奈都さんは…...

今回は「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」の一冊です。 小路幸也さんは「東京バンドワゴン」シリーズで有名。ウチの三弟や母がハマっているらしいのですが、私はまだ未読。でも、「蜂蜜秘密」「モーニング」とか、最近では「残される者たちへ」を読んでいて結構好きな作家さん。 宮下奈都さんは……1冊くらい読んでいそうなんですが……思いつく作品が見当たらないなぁ。 柔道に打ち込む小学生の妹・まどかを宮下さんが、バンドに打ち込む優等生の由一を小路さんがそれぞれの視点から描く合作小説。 章ごとに書き手が変わるのではなく、ワンシーンごとに変わるという感じの合作でなめらかで違和感のないストーリーラインを楽しむことができます。 ある日、家にかかってきた知らない女性からの電話をまどかが取ったことから浮かぶ両親の謎。小学生と高校生の兄妹がそれぞれの歳らしいとらえ方をして、ゆるやかに成長していく家族の物語が穏やかで微笑ましく思えてしまいます。

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2014/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

this is the fiction! this family is perfect! i want to make it (●^o^●)

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2014/05/16

かっこいいお兄ちゃんがいる子って本当に羨ましい。 たとえば、いじめっ子やひどい男に「大事な妹を泣かせやがって!許さん!」と立ち向かってくれる兄(ポルナレフ)。 家庭間の不穏な気配に悩んだときに「心配ない」と受け止めてくれる兄。 高校生でメジャーデビュー間近、母譲りの美貌もあ...

かっこいいお兄ちゃんがいる子って本当に羨ましい。 たとえば、いじめっ子やひどい男に「大事な妹を泣かせやがって!許さん!」と立ち向かってくれる兄(ポルナレフ)。 家庭間の不穏な気配に悩んだときに「心配ない」と受け止めてくれる兄。 高校生でメジャーデビュー間近、母譲りの美貌もあって、恋人に一途で、妹のこともちゃんと気にかけている由一。そりゃ、妹もなつくよ。 異性なんて、性別を超えた友情を成立させたつもりでも結構あやふやで脆いし、そもそも相手に特別な興味がないと仲良くすらなれない。かと言って父親はまた世代が違いすぎる。そこにきて、異性のお見本でもあり、良き保護者でもあるお兄ちゃんの存在って貴重だ。 身近に良い男がいて、しかも恋愛絡まないから絶縁になる可能性も低く、そして得てして良い男の友人もまた良い男…。幼少期から対異性スキルが研ぎ澄まされるね! しいて言えば、恋人に求める理想が高くなりすぎる不安があるくらいか。福山雅治さんや向井理さんや三浦翔平さんの妹さんってどんな気分なんだろう。(兄弟構成知りませんが)

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