ミステリ・オールスターズ の商品レビュー
15分くらいで読めるミステリの掌編集。 短いけれど、しっかり本格派で 読み応えはたっぷり。 雰囲気を味わうには手軽な1冊
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競作ゆえに自分に合うもの合わないものがあるのは仕方がないかな。柄刀一「ある週末夫婦のレシート」が一番意表を突かれた。最後までそのスタイルで行けたことに喝采。リレーミステリ「かえれないふたり」は書き手の皆さん楽しかったのではないかと想像。
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本格ミステリ作家クラブ10周年記念。23名の30枚程度の短編と、5名のリレーミステリを収録。短いながらも読みごたえのある作品が多数、とても豪華。トリックも大事だけれど、ミステリってトリックだけじゃないなとあらためておもう1冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きな作家の作品はそれなりに面白く感じるし、合わない人はとことん合わないけれど、全然知らなかった作家の作品が面白く感じられたりすると、一種の発見をしたような気分になって嬉しい。しかし、いわゆる「持ち探偵」を遣いたくなる気持ちは分かるしファンは喜ぶだろうけど、個人的には置いてけぼりになる気がしてあまり好きじゃないなぁ。折角のアンソロジーなんだから、この本だけでのネタで勝負して貰いたいものです。 個人的に面白かったのは掲載順に、深水黎一郎・村瀬継弥・奥田哲也・柄刀一・早見江堂・太田忠司・斎藤肇……かな? 特に柄刀一は、明らかに小説じゃないとは言え、「こんな手があったか!」と感動ものの衝撃。読者の想像(妄想)力を存分に発揮させてくれる作品でした。以前も同じような文庫に載ってた話が面白かった記憶があるし、この作家の作品、探してみようかな?
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本格ミステリ作家クラブのアンソロジー 豪華です。 深水黎一郎「完全犯罪あるいは善人の見えない牙」 村瀬継弥「星空へ行く密室」 伊井圭「位牌」 飛鳥部勝則「羅漢崩れ」 早見江堂「完全無欠の密室への助走」 斉藤肇「つまり誰もいなくならない」 辺りが好み。 反則気味ながら、柄刀一「ある...
本格ミステリ作家クラブのアンソロジー 豪華です。 深水黎一郎「完全犯罪あるいは善人の見えない牙」 村瀬継弥「星空へ行く密室」 伊井圭「位牌」 飛鳥部勝則「羅漢崩れ」 早見江堂「完全無欠の密室への助走」 斉藤肇「つまり誰もいなくならない」 辺りが好み。 反則気味ながら、柄刀一「ある終末夫婦のレシート」も想像力を刺激されて楽しめました。 巻末のリレーミステリも面白かったし、色々な作家さんの魅力が満載の本です。
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