ヤング・シャーロック・ホームズ(vol.1) の商品レビュー
コナン・ドイル財団公認作品。 このお話のホームズは、まだ14歳。原作の、人並外れた能力を持っているホームズはいません。行動力はありますが、普通の男の子のように書かれており、行き当たりばったりな行動をとることすらあります。解説にもありますが、家庭教師のクロウ先生のセリフや行動にホ...
コナン・ドイル財団公認作品。 このお話のホームズは、まだ14歳。原作の、人並外れた能力を持っているホームズはいません。行動力はありますが、普通の男の子のように書かれており、行き当たりばったりな行動をとることすらあります。解説にもありますが、家庭教師のクロウ先生のセリフや行動にホームズを思わせるものが多いです。 ホームズが普通の男の子すぎて、私には、あまり合いませんでした。この子が将来、死体をステッキでバシバシ叩いているとは思えなかった。シリーズを読み進めるうち、クロウ先生の導きであのシャーロック・ホームズになっていくのでしょうが、続きを読むかは迷うところ。
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シャーロックがまだ何も知らない頃のお話。子供のシャーロックは、家庭教師としてやってきた男に様々な知識を教えてもらう。 大人のシャーロック・ホームズが「知らないのかい、ワトソン」ってひけらかしてる知識を「知らないのかい、ホームズ」って教えられてるのが新鮮でした。
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本の冒頭に「残酷な表現があります」との注意書きがあります。 小学高学年なら読めそうかなと思って先に読んでみたら、怖がりな子には夢に出てうなされるかも…な表現が多かったです。
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子供時代とはいえ、聖典のホームズとは随分違うなぁ。 ストーリーは荒唐無稽だけれど、面白く読みました。 それにしても、ハチで殺人って…
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ホームズの子ども時代のお話ということになっている。コナンドイル財団のお墨付きだが、わざわざ別の作者がホームズの子ども時代を書く意味とは。ホームズ抜きにすれば面白いと思う。ホームズと思えばいくら子ども時代のとはいえ違和感かなぁ。訳者の言葉のセンスでもあるから一概には言えないけどね。
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おもしろかった! まさに、ヤング! 少年のホームズ。 沈着冷静でもなく、ボクシングの達人でもなく、 兄が好きで、気になる女の子にどきどきして、 あのホームズになる前の、ホームズ。 家庭教師として現れたクロウ先生がホームズな感じ。 職業もまさにそのとおりだし。 ホームズがホームズとなるゆく過程をみせてもらってるようで わくわくする。 で、モリアーティ的敵役もいるし、となるとワトソン役はマティってことになるんだろうな。 しかも奴は生きてたから、これからまだまだ対決、続くのか。 楽しみ~。 まだ未完成なホームズなんで、 結構事件に対していっぱいいっぱいで、 危機の連続なんだけど、なんとかそこを乗り切っていく。 いやー何度殺されそうになったことか。どきどきでした。 バージニアはとても魅力的な女の子だなー。 ホームズ、最初っから女嫌いじゃなかったのね。 このへんもこれからどーゆー展開をみせるのか楽しみ。
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★☆★【 読 了 】★☆★ アンドリュー・レーン 「ヤング・シャーロック・ホームズ vol.1 【死の煙】」 コナン・ドイル財団公認作品のシャーロック・ホームズの14歳の冒険譚 いやいやながら過ごすことになった叔父の家。その街で、黒い煙かかわり奇妙な死を迎えた男の話を耳にする...
★☆★【 読 了 】★☆★ アンドリュー・レーン 「ヤング・シャーロック・ホームズ vol.1 【死の煙】」 コナン・ドイル財団公認作品のシャーロック・ホームズの14歳の冒険譚 いやいやながら過ごすことになった叔父の家。その街で、黒い煙かかわり奇妙な死を迎えた男の話を耳にする。 黒い煙の正体は? 背後で動く組織の正体は? とある切っ掛けからホームズの家庭教師となったエイミアス・クロウ先生は、まるで、将来のホームズのよう。 まだまだ子供っ気の残るシャーロック・ホームズと、彼を導くエイミアス・クロウ、友達マティや気になるクロウの娘との冒険などホームズファンには気になる物語だ。 帯のコピーには 「ワトソン君、きみに出会うずっと前の事件だよ. 1868年、夏。シャーロック14歳」 となっているのだが、ワトソンや大人のホームズは登場しない。 したがって、ワトソンによる記録としてのホームズ物語ではないので、すこし残念感もある。 シャーロック・ホームズとはまったく別物語として楽しんだほうがよいような気もする。 ---------------- 内容紹介 1868年、夏。シャーロック・ホームズ14歳。あるきっかけで夏休みをおじ、おばの家で過ごすことになったシャーロックは、その町で家なき子・マティと出会う。マティは町で見た奇妙な光景をシャーロックに打ち明けた。ある家から死人が出たが、その家の二階の窓から奇妙な黒い煙がたちのぼり、壁を這いながら屋根に昇って消えたのを見たというのだ。死人の顔が真っ赤に腫れあがっていたことから、町はペスト再来の恐怖におびえている。しかし、ペストだとすれば、黒い煙の正体は一体……。謎の解明に乗り出したシャーロックは、国家転覆にかかわる闇の組織の壮大な陰謀にたどり着く――。はじめての友達、はじめての冒険、はじめての推理、はじめての恋……。自他ともに認めるコナン・ドイル・マニア、アンドリュー・レーンが描き出す、かの名探偵の少年時代。コナン・ドイル財団公認作品! ----------------
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これホームズ設定にしなくても面白いんじゃないかな? もちろん少年時代と設定する事でニヤっとくる部分もあるのだけれど さすがに「原作者が少年時代を書きました」というようなレベルではありません。 昔からのホームズファンゆえにどうしても辛口評価になりますが 子供達が読む分には十分お勧め...
これホームズ設定にしなくても面白いんじゃないかな? もちろん少年時代と設定する事でニヤっとくる部分もあるのだけれど さすがに「原作者が少年時代を書きました」というようなレベルではありません。 昔からのホームズファンゆえにどうしても辛口評価になりますが 子供達が読む分には十分お勧めレベルです。 とりあえず自分も二冊目は読んでみるつもりです。
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やけにハードな内容。イギリスBBC制作の『シャーロック』と映画版ロバート・ダウニーJrのホームズを合わせたようなスピード感とアクション。コナン・ドイル財団公認作品。おもしろい。
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14才のホームズ少年は、夏休みを窮屈なおじの屋敷で過ごすことに。そこで不可解な遺体を発見し、友達の孤児の少年マティと謎を追うが、命を狙われるほどの大冒険に。 少年に探偵的な思考方法を教える家庭教師クロウ先生は、我々のイメージする「ホームズ」そのもの。その娘バージニアに対する思春...
14才のホームズ少年は、夏休みを窮屈なおじの屋敷で過ごすことに。そこで不可解な遺体を発見し、友達の孤児の少年マティと謎を追うが、命を狙われるほどの大冒険に。 少年に探偵的な思考方法を教える家庭教師クロウ先生は、我々のイメージする「ホームズ」そのもの。その娘バージニアに対する思春期の少年のとまどいも、YA向けエンタメ小説の良いエッセンスです。 兄のマイクロフトは原作通りならまだ21才くらいだけど…もっと年上みたいで、すでに国家の要職についています。 個人的には、ホームズの幼少時代はこんなにまともな子供じゃなかったイメージなんですけど(笑)、原作を知っていれば、この経験が後の探偵業に役立ったんだな、とニヤリとできます。
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