JORGE JOESTAR の商品レビュー
ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブンの主人公をジョージ・ジョースターにしたような作品。原作のキャラ設定と性格が異なるのも、パラレルワールド故と捉えれば良いだろうか。 色んなことにつじつまを合わせた壮大なファン小説。しかし『カブトムシ』のあの解釈だけは納得がいかない。気持ち悪すぎ...
ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブンの主人公をジョージ・ジョースターにしたような作品。原作のキャラ設定と性格が異なるのも、パラレルワールド故と捉えれば良いだろうか。 色んなことにつじつまを合わせた壮大なファン小説。しかし『カブトムシ』のあの解釈だけは納得がいかない。気持ち悪すぎる。
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『ジョジョ』という設定を借りた舞城作品。 内容や文体も含め、クセが強すぎる。 個人的にはグッとくるエピソードもいくつかあったし、よく最後に纏めることが出来たなと感心する部分もあったけど。 荒木先生書下ろしのジョージは非常にかっこいい。
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聳え立つクソのような作品だった。 自分の人生で読んだ文章の中でも最低点をつけてよい。 つまらない上に長いので害悪といって差し支えない。 天国への言葉の意味付けや、ボス全員が戦ったら、などやりたいことが分かる部分もあるが、この作者のことを知らない自分には不快なだけだった。 パラレ...
聳え立つクソのような作品だった。 自分の人生で読んだ文章の中でも最低点をつけてよい。 つまらない上に長いので害悪といって差し支えない。 天国への言葉の意味付けや、ボス全員が戦ったら、などやりたいことが分かる部分もあるが、この作者のことを知らない自分には不快なだけだった。 パラレルワールドの存在が認められている作品だからってこれはないだろ。 内容だけでなく文章も異様に気持ち悪いので、本当に辛かった。 一人称視点で語る主人公のテンションが気持ち悪い。オリジナルキャラクターの名前ひとつとってもひどい。なんだ『虹村不可思議』って。 過去に読んだジョジョスピンオフ小説で、『THE BOOK』はかなり出来の良い作品だったし、『恥知らず』もキャラクターの性格などにひっかかるところはありながらもストーリーの面白さで楽しむことができた。 一方、西尾維新の『うじうじDIO日記』を読んでこれほど酷いスピンオフ作品はないと思っていたのだが、それを遥かに下回る作品に仕上がっていたので驚いた。 そもそも崩壊しすぎていてスピンオフにすらなっていない。 あまりに酷いので、これらは全て作者の用意した壮大なギャグで、物語のラストでは歴代主人公たちに数十ページに及んで作者が殴られるのではないかと想像したほど。 なんだったらそのラストの方がましだった。 西尾維新がこの作品のことを絶賛していたので地雷だと思って今まで読むのを避けていたのだが、やはり読むべきでなかった。 これほど小説をこき下ろしたことないぞ。
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VS.JOJOシリーズの一環として買った記憶。分厚いハードカバーだったのに、せっせと持ち歩いていたっけ。新幹線の隣に大学時代の友人が座っている、その横でこの本を開いた記憶があるので、きっと2012年の末に読んでる。 なんだかひたすらぐちゃぐちゃに自由に物語が転がっていて、混乱し...
VS.JOJOシリーズの一環として買った記憶。分厚いハードカバーだったのに、せっせと持ち歩いていたっけ。新幹線の隣に大学時代の友人が座っている、その横でこの本を開いた記憶があるので、きっと2012年の末に読んでる。 なんだかひたすらぐちゃぐちゃに自由に物語が転がっていて、混乱しながらなんとかついていった記憶。こんなに読み手を振り回すなんてありかよ、と思った。他のVS.JOJOシリーズと雰囲気違いすぎだろう。 でも読んでいて嫌だったかといえばそんなことなく、なんだか癖の強い変な本だったなあと笑って思い出せたので、★は3つにしてあります。
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体力勝負の本に遭遇したのは始めてでしたが無事、読み切りました。 各部のラスボスキャラやあんなキャラやこんなキャラがてんやわんやしていてたのしい話でした。あのハイテンションスピーディストーリーに同じくらいのテンションでついていく体力があるのなら、多分楽しいのではないでしょうか。 そ...
体力勝負の本に遭遇したのは始めてでしたが無事、読み切りました。 各部のラスボスキャラやあんなキャラやこんなキャラがてんやわんやしていてたのしい話でした。あのハイテンションスピーディストーリーに同じくらいのテンションでついていく体力があるのなら、多分楽しいのではないでしょうか。 そして最後は「考えるな感じろ」です。これが一番楽しめるコツではないでしょうか…? いやいやちゃんと考えて読んでも楽しいとは思うのですが、真面目に考えて読むのは二週目にします。スピード勝負でガツガツと読んで「あぁ~なんかすごい話だったな~!!!」と終えるのがたのしかったです。(※個人の感想です※)
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まったく意味がわからない。理解できない小説だが、なんとなく面白かった。ジョジョシリーズ読んでいなければ余計に理解できないはず。シリーズとはスタンド能力が異なっていて滅茶苦茶だけど。絶対人には勧めない。でもなんだかすごい小説だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
探偵の相方枠がカーズってもうそれだけでお腹いっぱい。 調布で和菓子職人になってたらいいのに。 最後が大団円なのも凄くよかった。3部ネタそんなになかったので、最後の最後でジョナサンがジョセフっぽいことをして、ちょっと感動しました。 ジョジョって血族の物語で、因縁とかそういうものの中で、一族なんだけど養子のジョージが活躍するってのが、よかったなぁ。 養子は養子で、一族だけど血族じゃない、その輪には決して入れない他者だって突き放してんの。それを受け止めて、自分は違うけど、この世界に合うようにやってるのがいいんだよ。 血は繋がってなくてもお前も家族なんだ的な優しさもあったのかもしれないけど、それはそれで別のものなのだ。 そういう立場の人間が養子のディオに対して言った「もらわれっ子舐めんなよ」って台詞はすごーくよかった。 そういう養子云々はメインテーマじゃないし、ひとつの要素なんだけど、そこが舞城先生っぽくてよかったなあと思います。 もちろん、こんなことはジョージに描かれてないし、私が勝手に受けとったものだけど、舞城先生の作品て、そういう自分が社会で生活しているうちに抱いた鬱憤や、卑屈になっているところや、ぼんやりとした不安や、生きる上での疑問点や、よくわからない苛立ち、みたいな感情を下敷きに愛と暴力で物語を書いてくれている気がするから本当に好きってなる。 特に、アントニオの脱皮とか、『ディスコ探偵水曜日』の梢式とか、『短篇五芒星』の流産が気になる男とか、子どもが脅かされるものをわりと書いてるから、親から子への愛、または抑圧は色々考えているのかなと思う。 ジョージの部分だと、意志の力=愛なところは『ディスコ探偵水曜日』っぽい。話は長いけど、テーマは単純に「愛」だと思うのだ。 何度も繰り返される世界、ディスコ風に言うなら「この世の出来事は全部運命と意思の相互作用で生まれる」、つまり強い意志の力があれば世界を変えられるのだと思う。 そこに決められた運命があって、どんなに絶望な場面に直面しても、祈ることをやめない。 それはジョージの、もうすぐ結婚するし、リサリサや子どもを守りたいといったそういう愛があるから。 愛のために祈る、それが意志であり、ビヨンドなのかなと思う。 舞城先生のは人間のあーだこーだしたややこしい部分を描いてる物語で、トンデモ展開なだけで中身はそんなトンデモじゃないと思うのだ。 まあ、こんなん自分の小説でやれよジョジョでやるなよって思う気持ちはものすごーーーーくあるんだけど、DIOが養子って所から、その「血」と「愛」について書いてくれたのは舞城先生らしくて凄くおもしろかったです。
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舞城王太郎描くJOJOスピンオフ。ジョージを主役に据えた題材選びは評価できるものの、中身はただのトンデモ本。あまりにファンを置き去りにした、忘れたい一冊でした…
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賛否両論あるみたいだけど、ジョジョ小説シリーズで一番楽しめた。カーズ先輩いい人。普通に舞城バージョンのジョジョがもっと読みたいと思ってしまったのでした。
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これ世間でどう評価されてんだろう…と気になってましたら矢張り賛否が激しいですねw私は大好きなんですが、それは元々舞城が好きだからであって、舞城なんもしらないジョジョFANがこれ読んだらどうなんでしょう。まあ多分好みじゃなきゃついていけないよねww でもスタンスを崩さないのがらしい...
これ世間でどう評価されてんだろう…と気になってましたら矢張り賛否が激しいですねw私は大好きなんですが、それは元々舞城が好きだからであって、舞城なんもしらないジョジョFANがこれ読んだらどうなんでしょう。まあ多分好みじゃなきゃついていけないよねww でもスタンスを崩さないのがらしいといえばらしいのか…The Bookみたいな凄く原作の世界観を大事にしててセリフまわしとかもカンペキに準拠してるようなノベライズもあれば、こーいうなんだかわかんないのもあっていいんじゃないかと思います。 わけわかんねwwwwってなったらとりあえずナナメ読みしてカーズのカッコイイとこ読んでもおkって気もwカーズかっこよかったねwあと鈴美ちゃんが好きなんだね、きっと… あと漂流エリナとDIOのくだりの補完の仕方とかはなかなか面白かったと思います。
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