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ビジュアル世界史1000人(下巻) の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2022/11/05

パラパラとめくるだけでも面白い1冊です!(*^^*) 教科書には載っていない人物や写真もあり、新しい発見がありました。

Posted byブクログ

2012/12/17

「ロシア音楽の巨匠 チャイコフスキーの生涯」 「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」といえば、クラシックバレエの名作。そのすべてを作曲したのがロシアの作曲家・チャイコフスキーです。バレエだけでなく、交響曲・協奏曲などクラシック音楽の名曲として彼の作品はよく挙げられます...

「ロシア音楽の巨匠 チャイコフスキーの生涯」 「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」といえば、クラシックバレエの名作。そのすべてを作曲したのがロシアの作曲家・チャイコフスキーです。バレエだけでなく、交響曲・協奏曲などクラシック音楽の名曲として彼の作品はよく挙げられます。 チャイコフスキーは、鉱山技師を父にもち、両親は彼が音楽の道に進むことを喜びませんでした。10歳で法律学校の寄宿舎に入り、やがて役所勤めの身となります。そんな彼が名作を生み出すようになったのは、いったいどんな経緯があったのでしょうか。  * * * ■文豪の涙に支えられた遅咲きの作曲家 チャイコフスキー(1840~1893)はロシア帝国出身の作曲家。民族主義的な国民楽派が隆盛のなか、ドイツロマン派を継ぐ西欧派として活躍、ロシア音楽に普遍性を与えた。 1876年、久々にモスクワを訪れたトルストイ(1828~1910)を迎え、音楽会が催された。チャイコフスキーは客席で自作「アンダンテ・カンタービレ」を聴く。そして隣に座った世界的文豪が、感動のあまり涙を流す様を見るのである。 彼ははじめ、法務省の官吏だった。役所勤務のまま音楽院で学び、やがて音楽家となった。音楽院の講師となるが、この演奏会の頃から鉄道王未亡人がパトロンに付く。 36歳でやっと作曲に集中できる環境を得た彼は第4番以降の交響曲や、バレエ音楽「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などに取り組んでゆく。とくに晩年はバレエ音楽、オペラ、交響曲の傑作を次々と生み出した。 ~『ビジュアル 世界史1000人(下巻)』より ------ 「文豪 アーネスト・ヘミングウェイの生涯」 『老人と海』『武器よさらば』『日はまた昇る』など数々の著名作を遺した文豪 ヘミングウェイ。文豪と呼ばれる彼の生涯はいかなるものだったのでしょうか。本日はその足跡を辿ります。  * * * ■釣りと漁と酒を愛した行動派の作家 アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961)の作品の多くは実体験に裏打ちされている。名声を確立させた『武器よさらば』は第一次世界大戦での経験が下敷きになっているし、その3年前に発表した『日はまた昇る』は大戦後の虚しい日々を描いたものだ。 1936年にスペイン内乱が起きると人民戦線派の特派員として参加し、その経験を基(もと)に『誰(た)がために鐘は鳴る』を著した。 19世紀末のシカゴに生まれた彼は、高校を出ると地方紙の見習い記者となる。だが、ほどなく退職して第一次世界大戦に赤十字要員(せきじゅうじよういん)として志願、イタリア戦線で重傷を負う。 戦後はカナダで記者になってパリに派遣され、詩人のガートルード・スタインと出会って小説を書き始めた。第二次世界大戦にも積極的にかかわるが、軍に所属していたことは一度もない。 1953年には『老人と海』でピュリッツァー賞を、翌年には米国アカデミー賞、ノーベル文学賞を受けるが、狩猟旅行中に遭った飛行機事故の後遺症に苦しみ、62歳の誕生日を前に銃によって自殺した。 ■戦時下の文学~失われた世代 ヘミングウェイはロスト・ジェネレーション(失われた世代)の代表作家である。ディケンズやブロンテ姉妹などヴィクトリア時代を生きた親世代の価値観は、彼ら若者を第一次大戦に追いやった。 その結果、先人への敬意も目標も失った彼らは懐疑を刻印される。同世代にはフィッツジェラルドやフォークナーがいる。 ~『ビジュアル 世界史1000人(下巻)』より  * * * 古典と呼ばれる名作の著者の歴史を紐解くことは、作家の人間としての歴史を辿ることにも通じます。そこには子どもの頃にはわからなかった人生の痛みや苦しみに共感することもあるでしょう。 かつて読んだ物語の背景にある作家の環境や思いを改めて知ること。それは、その物語と出合った頃の自分と大人になった自分の間にある何かに気づく“出合い”も生まれます。それも、大人の読書の愉しみのひとつ。たまにはそんな読書もいかがでしょうか。

Posted byブクログ

2012/10/10

世界史を人物の視点からざっくりとメスを入れた本で読みやすく解りやすかった 中学 高校生向けの本である 歴史に関心が有る人には 必見の価値あり カラーの挿絵とか見ているだけで面白い 

Posted byブクログ