図解「通貨と為替」がわかる特別講義 の商品レビュー
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実質実効為替レート 実質=名目ルートではなく、物価の動きを考慮に入れたもの 外国為替市場=世の中の至る所で行われている為替取引が裁定取引によって結び付けられ、あたかも一つの市場のように動く
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著者が有名だけに、内容についてはどこからも批判されないようなまったりとした内容。斬新な意見や理論的な話はない。
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本書と榊原英資氏の近著を合わせて読めば、国際金融に関して要諦を抑えることができるのではないだろうか。 【特記事項】 ・為替レートを固定し、金融政策に自律性を持ち、貿易や投資を自由に行うという三つを同時に達成することはできない=国際金融で有名なトリレンマ ・二つの地域が経済的に密接...
本書と榊原英資氏の近著を合わせて読めば、国際金融に関して要諦を抑えることができるのではないだろうか。 【特記事項】 ・為替レートを固定し、金融政策に自律性を持ち、貿易や投資を自由に行うという三つを同時に達成することはできない=国際金融で有名なトリレンマ ・二つの地域が経済的に密接な関係にあり、労働移動が簡単で、財政移転が可能なとき、その二つの地域は最適通貨圏の中にあると言われる。本州と北海道はそういう関係なので、共通通貨である円を利用するメリットは大きい。しかしドイツとギリシャではそうはいかないので、通貨統合するのは本来大変なこと。 ・実質実効為替レートを見るべき。
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通貨と為替のカラクリがとても分かりやすく説明されていて、これまでなんとなくの知識しかなかった部分の理解を深められた。 ユーロ危機や人民元の切り上げなどは、連日、新聞の紙面でよく目にする話題であるが、問題の本質を知った上で新聞を読むと、以前よりもすんなりと頭に入ってくるようになった...
通貨と為替のカラクリがとても分かりやすく説明されていて、これまでなんとなくの知識しかなかった部分の理解を深められた。 ユーロ危機や人民元の切り上げなどは、連日、新聞の紙面でよく目にする話題であるが、問題の本質を知った上で新聞を読むと、以前よりもすんなりと頭に入ってくるようになった。 “実質レート>名目レート” という見方をしていかなくては…。 ユーロ各国、新興国、資源国など、それぞれの国の思惑が異なるのが面白い。
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やっぱりわかったような、わからないような、、、東大の先生の話なので、自分の頭ではついていけなかったのかも。(^_^;) とりあえず、名目為替レートだけでなく、実質実効為替レートも見なさいっていう事だけは理解できました。(^_^;)
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