「持たない」ビジネス儲けのカラクリ の商品レビュー
持たないビジネスをするには、誰かが持っているものを借りる。 国から借りるのか、個人から借りるのか。 工場、社員を「持たない」ことを選ぶ会社によって、職場を失う人もいる。 臨時雇用でも採用されれば喜ぶ人もいるし、海外受注より安い金額で請け負うことで、これまでの価格よりも低価格競争...
持たないビジネスをするには、誰かが持っているものを借りる。 国から借りるのか、個人から借りるのか。 工場、社員を「持たない」ことを選ぶ会社によって、職場を失う人もいる。 臨時雇用でも採用されれば喜ぶ人もいるし、海外受注より安い金額で請け負うことで、これまでの価格よりも低価格競争になり、結局自分の首をしめるけれど。。安いお金で制作し、ダンピング競争に自らはまっていくものもいる。
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一貫した主張は、「固定資産を持たず、変化に対応しよう」という本。 言ってるところはそのとおりで、固定資産として、工場を持たないとか、個人として土地を持たないとか納得している部分もあります。 が、それだけでもないかなあと。 ブログはこちら。 http://blog.livedo...
一貫した主張は、「固定資産を持たず、変化に対応しよう」という本。 言ってるところはそのとおりで、固定資産として、工場を持たないとか、個人として土地を持たないとか納得している部分もあります。 が、それだけでもないかなあと。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4368686.html
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新しい時代の考え方。 モノがあふれかえっているこの時代に モノを持たないという発想は、 目から鱗。 遺稿となった作品だけに、 死と生の狭間で モノに囲まれ生きることの無意味さを 言い遺しているのかも。
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流通ジャーナリストの金子哲夫さんが最後に出版したもの。読みやすくてわかりやすく なるほどと思えることが書かれていました。これから 家を持とうと思っている人は参考にされてはどうでしょうか。
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■持たない 1.固定資産を持たないビジネスは、従来型の資産を持つ企業に比べ、持ってないが故に変化への対応にスピード感があり市場で優位性を持つ。 2.営業力を持たないビジネスマンは今後全ての業態で生き残ることが厳しくなる。 ここでいう営業力とは、人間関係で生じる全てに敏感かつ適...
■持たない 1.固定資産を持たないビジネスは、従来型の資産を持つ企業に比べ、持ってないが故に変化への対応にスピード感があり市場で優位性を持つ。 2.営業力を持たないビジネスマンは今後全ての業態で生き残ることが厳しくなる。 ここでいう営業力とは、人間関係で生じる全てに敏感かつ適正に反応することです。 ときにはそれは上手な聞き役であり、ベタベタなヨイショであり、真摯に働く後姿となります。
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市場変化に対応するため、自社で生産設備、人員等を保有することは望ましくない、可能な限り「持たない経営」をすべき。これは個人も同じ。というのが著者の主張です。 この主張を裏付けするために、個人レベルでは賃貸か持ち家購入か、会社レベルでは音楽、電機、ゲーム業界などの事例をあげながら...
市場変化に対応するため、自社で生産設備、人員等を保有することは望ましくない、可能な限り「持たない経営」をすべき。これは個人も同じ。というのが著者の主張です。 この主張を裏付けするために、個人レベルでは賃貸か持ち家購入か、会社レベルでは音楽、電機、ゲーム業界などの事例をあげながら論を進めています。 このような時代に本格的に突入するのはもうすぐ迫っており、もしかしたら日本人が中国などに出稼ぎに出ることになるかもしれないという恐ろしい予測もしています。 そうならないためには、日本では研究開発や戦略など付加価値の高い分も毛残すことになるし、そうした時代背景を見据えた学校教育もしていかなければならないだろう。問題は山積みだ。 ■参考になった点 ・ビジネスにおいて資産を保有しないとは、ノウハウと現金以外まったく保有しないということ ・現代のビジネスマンにとって必要なのは営業力 ・生産技術に差異を作りにくい昨今ではブランド力、すなわちマーケティング力の差こそが売上を左右する
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流通ジャーナリストとしてテレビでおなじみの金子さんの新書。個人から企業に至るまで、「持たない」ことがこれからの潮流になるということをビビット論じている。テレビでの面白い芸人的な言動にくらべて、この本ではデータに基づいた論を組み立てている。 大まかにいえば、将来的な展望が不明瞭...
流通ジャーナリストとしてテレビでおなじみの金子さんの新書。個人から企業に至るまで、「持たない」ことがこれからの潮流になるということをビビット論じている。テレビでの面白い芸人的な言動にくらべて、この本ではデータに基づいた論を組み立てている。 大まかにいえば、将来的な展望が不明瞭な世の中では、「持たない」ことが最大のアドバンテージとして働くということ。これは、工業都市として知られた私の住む街を観れば良くわかる。土地の大企業ははっきりと斜陽産業になってしまい、もはや10年後にそれらの会社があるとは思えない世の中になっている。変わらないのは、マッチョな風土と男たちだけだ。 土地や社員を持たない企業が成長し、日本人の労働力はほとんど「お荷物」として扱われる。そして、土地そのものの不動産取引も、人口縮小や災害で打撃を受けて……要するに、これまでの成功イメージが通用しない世の中になっているということだろう。 そのなかでも、富む人は富むわけだから、ちゃんと日頃の勉強は重要だと思う。富裕層のパイを縮小させるのはバカが成り上がることなんだけれど、愚民化政策がここまで成功してしまうと、賢さは自分を救うと密かに思うくらいでないと、これからの人生が苦しいだけだよね……
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