暗黒のメルトダウン(上) の商品レビュー
"人類はこのままでは滅びるだろう。絶望的な中戦い続ける男たちがいる。 吸血鬼の親分同士の縄張り争いも激しさを増して行く予感。"
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若干本筋からズレた感想ですが、ストリゴイを理解し、打倒する鍵と言われるオッキド・ルーメンなる古文書の裏歴史がさらりとだが描かれており、錬金術師ジョン・ディーや心霊探偵で知られるジョン・サイレンスなる名前も出てきて秘かに大興奮(物語には登場しませんが)。そして更に古文書はルイ14世...
若干本筋からズレた感想ですが、ストリゴイを理解し、打倒する鍵と言われるオッキド・ルーメンなる古文書の裏歴史がさらりとだが描かれており、錬金術師ジョン・ディーや心霊探偵で知られるジョン・サイレンスなる名前も出てきて秘かに大興奮(物語には登場しませんが)。そして更に古文書はルイ14世の寵姫マダム・ド・モンテスパン、またその産婆でもある魔女ラ・ヴォワザンに保管され、ウィリアム・ベッグフォードの手に渡るなど、史実と空想キャラと絡めつつの裏ストーリーにオカルト好きの私は大興奮!もちろん本文も楽しんでおります!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いきなり、かなり感染が広がったところから物語が始まる。マスターとセトルキアン一派の戦いがメインになるが、その中で吸血鬼一族の”秘密の書”争奪戦が今回のメインの一つになる。 しかもマスターと長老との戦いも熾烈になって来た。 ただ、どうしてもイーフとザック、バンパイアになったケリーとの絡みが鬱陶しい。それにノーラも絡んでくるのだけど、男性陣のキャラに比べて唯一の女性であるノーラのキャラが弱いため、ここの話は退屈。そのうえ、相変わらず被害者描写も長くてこれも不要。もう感染が広がってあちこちで悲劇が繰り広げられてるであろうことは分かっているのだから。
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