人と芸術とアンドロイド の商品レビュー
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB10107089
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講演を聞く機会があり、石黒さんのお話が非常に面白かったので手に取りました。 考えてみたこともなかった考え方が記されていて興味深かったです。
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以前同じ著者の「どうすれば『人』を創れるか」を読んでずいぶん面白かったので,読んでみた。今回は,前著よりもより哲学的な問いが多かった。たまーに,論理が飛躍しすぎてるなあと感じるけれど,そうじて読みやすい。やってることがそもそも面白いし。で,今回は最終章を読んで驚いた。ここ最近私が...
以前同じ著者の「どうすれば『人』を創れるか」を読んでずいぶん面白かったので,読んでみた。今回は,前著よりもより哲学的な問いが多かった。たまーに,論理が飛躍しすぎてるなあと感じるけれど,そうじて読みやすい。やってることがそもそも面白いし。で,今回は最終章を読んで驚いた。ここ最近私がぐるぐる考えていたのと同じことがいっぱい書いてあった。いわく「日本のものづくりには,技術目標があってもコンセプトや哲学がない」「挑戦者を生み出せない日本は危機的状況」「パトロンのようなしくみを作り出さないと今後芸術は危機に陥るかも知れない」などなど。こうやって読むべくときに読むべき本に出会う。おもしろい。 というわけで,すぐれた科学技術は哲学と融合することではじめて,人間の幸せにつながる,と考える次第です!石黒先生の講演聞きたい・・・。
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石黒教授が関わってきた、人型アンドロイドを用いた研究内容が横断的にまとめられた本。人型のロボットを研究することは、人間そのものを研究することにほかならないことに気づき、その本質に近づこうとしていく過程がとてもおもしろい。研究者でありながら、直感的に職人的に新しい取り組みを続ける教...
石黒教授が関わってきた、人型アンドロイドを用いた研究内容が横断的にまとめられた本。人型のロボットを研究することは、人間そのものを研究することにほかならないことに気づき、その本質に近づこうとしていく過程がとてもおもしろい。研究者でありながら、直感的に職人的に新しい取り組みを続ける教授のスタイルは、芸術家に近いのかもしれない。エンターテイメントを生業としている自分にとっても、刺激になる本だった。
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科学者になりたかった。とりわけ人間の生命を解明することを目的とする科学者に。ロボットはその理解の実証、実践だ。だから興味を持っている。アンドロイドが他者となる日はそのうち来るだろうし、その世界を考えるとどうしてかときめく。
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784535586246
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阪大のロボット研究第一人者、石黒先生の最新の著書。 私とは、人間とは何か、という誰しもが抱える課題に対して、人間そっくりのロボットを造ることを通じて答えを探ろうとする。 技術と芸術、科学とデザイン、それぞれの限界と、それらの壁を超えたところでの、新しい知見を探る試みが、興味をひく...
阪大のロボット研究第一人者、石黒先生の最新の著書。 私とは、人間とは何か、という誰しもが抱える課題に対して、人間そっくりのロボットを造ることを通じて答えを探ろうとする。 技術と芸術、科学とデザイン、それぞれの限界と、それらの壁を超えたところでの、新しい知見を探る試みが、興味をひく。 自らの専門分野を通じてだけでなく、あらゆる価値観を知り、自分の価値観との違いを認めながら、多角的にものごとを見つめて、答えを探る時代に生きて行かなければならない、という、危機感にも似た感覚を持った。
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前回の本よりも進んだところはいろいろあるけど、劇的な思考の変化などは感じられなかった。あと3年位したときの石黒さんの本が読みたいなあ、と思う。
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