ホテルブラジル の商品レビュー
なんだか物騒な話。 真剣に想像しながら読むとえぐいんだろうけど、なんとなく読み流すには楽しめた。 掃除屋さんは1億(弱)で元に戻せるのか。 あの女性は重盛さんのところに辿りつけるのか。
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メチャクチャな登場人物が織りなすメチャクチャな話。だけど、何も考えずにサラッと楽しめるエンターテインメントな作品だと思います。最後はホロっとさせられた作品です。
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どたばたコメディ。あんまり好きじゃないタイプ。感情移入できないし。 でもまあ飽きずに最後まで読めた。 あまりにも展開がベタで何じゃこりゃって感じだが。
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■あまりに痛快!ですっきりしちゃうこと間違いなし。 ■細かい部分を見ると「そりゃないよー」とか「現実的にあり得ませんから~」って思うかも知れないけれど、そんなこと全然考える必要はないぐらい、エンターティエメントな作品としてとても面白かった。 ■そしてなにより読み終わった後の爽...
■あまりに痛快!ですっきりしちゃうこと間違いなし。 ■細かい部分を見ると「そりゃないよー」とか「現実的にあり得ませんから~」って思うかも知れないけれど、そんなこと全然考える必要はないぐらい、エンターティエメントな作品としてとても面白かった。 ■そしてなにより読み終わった後の爽快感が気持ちいい作品。
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話の展開が面白くて、借りてきたその日に読んでしまった。 万一現実だったらかなり怖い話だったのに 最後は、にこっと笑える。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
角川の文芸書はアタリが少ないんだよなあ… チンピラ江古田の逃走劇に巻き込まれたカップル。ホテルブラジルを舞台に、ハチャメチャなドタバタ劇が始まるー。掛けあいは面白いが、人物描写が下手で、最後の入り乱れたシーンでは、誰が誰だかわからなくなってしまう。面白い部分はあるが、全体としては今一歩。
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新刊書のモニターとして読んだ作品だ。 タイトルからちょっとロマンチックな話の内容を想像したのだが、ぜんぜん違っていた。ハードボイルドだが、とてもユーモラスな作品だった。 冬季期間中で営業休止中のはずの「ホテルブラジル」に、ある日とんでもない人物たちが集まってきた。会社の裏取引の...
新刊書のモニターとして読んだ作品だ。 タイトルからちょっとロマンチックな話の内容を想像したのだが、ぜんぜん違っていた。ハードボイルドだが、とてもユーモラスな作品だった。 冬季期間中で営業休止中のはずの「ホテルブラジル」に、ある日とんでもない人物たちが集まってきた。会社の裏取引の金1億円を持ち逃げした江古田と、彼を追ってきた会社の上司の船越・田中たち。ひょんなことで江古田と手錠でつながれ、同行することになった一般人次晴と夏海のカップル。ホテル支配人重盛は、とても紳士的だが観察力は鋭い。訳ありとみた次晴たちを追求し手錠に気が付き、それをはずすため、友人で喧嘩に強い関西弁のちっちゃい掃除屋を呼んで来る。この支配人と掃除屋も実はひとくせもふたくせもあるひとたちだった。ホテル内で刃物やバッド、銃まで登場しての1億円争奪戦が始まっても動じない。逆にその状況を楽しんでいるような感じすらある。 浮気が原因でプロポーズをしぶる夏海やその夏海に乱暴しようとして逆に憎からず思うようになった江古田、最後に明かされる重盛のロマンスなど、血なまぐさい暴力シーンの合間に描かれる恋愛話はストーリーに華をそえ、親しみ深い物語となっていた。 結局1億円は誰の手に渡るのか。生き残ったのは誰なのか。逆転逆転、一難去ってまた一難という緊張感のまま最終章を迎え、そのラストには本当にほっとした。 登場人物も結構多いが、印象深いのがホテルフロントの重盛隆。いかにもホテルマンといった感じなのに、人知れず大きな秘密と力を隠し持っているところが「影の帝王」的な存在でいいなと思った。そして彼の友人のちっちゃい掃除屋。この2人、結構面白い。この作品、ぜひともシリーズ化して欲しいと思った。
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