リブセンス の商品レビュー
10代から起業を考え準備を進め事業を成長させている事実に感服。ひるがえって自分は10代20代と無駄に過ごしてしまったと痛感。志を持ち歩みを進め始める日は一日でも早い方がいいなと改めて思いました。
Posted by
リブセンスがやっているサービスの主な特徴は、「成功報酬型」と「採用祝い金」の2つ。どちらも顧客(企業と被雇用者)をハッピーにする仕組みであり、ユーザを第一に幸せにしたいというリブセンスの経営理念がよく出ている。 村上社長は大人しそうな風貌だが、中高時代はテニス部でバリバリの体育...
リブセンスがやっているサービスの主な特徴は、「成功報酬型」と「採用祝い金」の2つ。どちらも顧客(企業と被雇用者)をハッピーにする仕組みであり、ユーザを第一に幸せにしたいというリブセンスの経営理念がよく出ている。 村上社長は大人しそうな風貌だが、中高時代はテニス部でバリバリの体育会系のノリの中でしごかれたり、高校の文化祭では実行委員長になって100人超の生徒を動かしたりといった学生時代を過ごした。特にこの文化祭実行委員長の経験は、いまの社長業に良い影響をもたらしているように思う。 文化祭当日までにやるべきことを洗い出して愚直に実行していくことと、起業に向けて同じようにやるべきことを洗い出して計画通り実行していくことは、ほとんど同じだったらしい。計画実行力に長けている。 =========================================== 【起業当初に苦労したこと・うまくいったこと】 ・テレアポのとれなさ具合には参った。とれなくて当たり前。大事なのは、とれなくても少しもめげずに次に切り替えること。 ・学生起業だったので、フレッシュさを前面に押し出した活動をした。例えば綺麗なスーツでビシっと決めるとか。こういう見え方のコントロールは上手い。 ・ジョブセンスのサービスを始める前に競合を徹底的にリサーチした。テレアポのときと同様、競合他社に電話をかけまくって、「広告費はどれくらいが相場なのか」「どれくらいの広告費ならどれくらいの応募が集まるか」といった情報を統計化した。その上で、自分らの会社ではどの立ち位置でビジネスを展開していくか、というのを決めた。 ・テレアポでも毎回アプローチを変えて試していた。やっていく中で、「早稲田大学公認ベンチャーの・・」という枕詞から入ると成約率が上がることがわかった。 ・立ちあげたサービスは、半年ほどはユーザがほとんど集まらず苦労したが、個人ブログにバナー掲載を地道に依頼し、SEOを高めていった結果、少しずつユーザも増えだした。 ============================================ 【メッセージ・考え方】 ・仕事だけを100%愚直にやり続けている会社は基本的にはうまくいく。ところが、そうじゃないところ(例えばパーティに過度に参加するとか、名刺交換程度のコミュニケーションに時間をかけすぎるとか)に目を向け始めるととたんに会社はおかしくなる。 ・学生起業だからこそ、マナーなどの当たり前にやるべきことは徹底してやるようにした。例えば、遅刻は絶対に厳禁だし、連絡するといったことは必ず連絡する、といったことを文化として根付かせた。 ・「イメージする」ことを大事にしている。村上社長自身、毎年年末に来年やりたいことを考え、それに近いビジュアルの壁紙をPCのデスクトップに設定してモチベーションを高めるというのをやっている。イメージするだけでなく、PCの壁紙にするという小さなアクションにでも起こしているところが良い。 ・自分がやりたいことを見つける基準は、「今までの自分の人生で、どんな瞬間で一番ワクワクしていたか?」を考えると良い。 ・海外に向けてビジネスを展開していくのはかなり難しいこと。それよりも実は、日本にもまだまだ途方も無いマーケットが眠っている、というのが村上社長の考え。
Posted by
起業家の本は何冊か読んだけど、だいたい、不眠不休で、とにかくがむしゃらに温度が強くって、自分にはそこまで熱量持てるビジネスプランはない、って感じさせられるのだけど、この人の場合、もちろん、実際は無給状態で何ヶ月も休みなく働いてたけど、この事業を成功させたいという温度よりも、幸せに...
起業家の本は何冊か読んだけど、だいたい、不眠不休で、とにかくがむしゃらに温度が強くって、自分にはそこまで熱量持てるビジネスプランはない、って感じさせられるのだけど、この人の場合、もちろん、実際は無給状態で何ヶ月も休みなく働いてたけど、この事業を成功させたいという温度よりも、幸せにしたい、幸せというと結構包括的に聞こえて便利なんだけど、がむしゃらのなかに、成り上がりたいとかお金持ちになりたいとかより、幸せにして幸せになりたい感が強くって、こういう成功の仕方もあるんだな、って思えた。 幸せの定義は人それぞれだから、人の幸せが自分の幸せになりそれを起業する熱量にできるのはだれしもができることではないので、そういう意味ではかなり特殊だと思うけど、こういう会社が成功するのはいいことだと素直に思えた、 2016.5.21
Posted by
「幸せから生まれる幸せ」を信念に上場を果たしたリブセンス社長である村上太一社長のお話。幼少時代や上場に至るまでの経緯を知っていく上で、考え方がすごく素敵で、人間的にも魅力的な人だと感じた。 また、会社自体にも「リブセンス= live + sence = 生きる意味」という社名の由...
「幸せから生まれる幸せ」を信念に上場を果たしたリブセンス社長である村上太一社長のお話。幼少時代や上場に至るまでの経緯を知っていく上で、考え方がすごく素敵で、人間的にも魅力的な人だと感じた。 また、会社自体にも「リブセンス= live + sence = 生きる意味」という社名の由来を知り興味がわいた。 アルバイト採用の仕組みで、成功報酬型というこれまでにないサービスを生み出せたのも「幸せから生まれる幸せ」を追求していたからこそ。 これからも、世の中の課題を解決するサービスを提供して欲しい。
Posted by
25歳で上場したリブセンスの社長の話。 中学、高校の頃から 何か、人と違う考えをもってるんだなぁ。 ビジネスの一番の魅力は世の中の 課題を解決できること。 リブセンスの経営理念は 幸せから生まれる幸せ。 人を幸せにすることによって 自分ちも幸せになる、ってこと。 人に喜ばれるこ...
25歳で上場したリブセンスの社長の話。 中学、高校の頃から 何か、人と違う考えをもってるんだなぁ。 ビジネスの一番の魅力は世の中の 課題を解決できること。 リブセンスの経営理念は 幸せから生まれる幸せ。 人を幸せにすることによって 自分ちも幸せになる、ってこと。 人に喜ばれることが好き というのが一番のポイントなのかな。 やっぱり両親の育て方や 周りの大人の接し方が かなり影響してるんだなぁと。 個性と常識を履き違えないところ も大事。
Posted by
「リブセンス(生きる意味)」という会社を起業した村上太一社長のストーリー。大学1年で起業、25歳で東証マザーズに上場を果たした、最年少上場社長です。この方の段取り力には驚かされましたが、ビジネスプランには、共感すると共に、もしかしたら「私たちにもできるかも」と思わせてくれるヒント...
「リブセンス(生きる意味)」という会社を起業した村上太一社長のストーリー。大学1年で起業、25歳で東証マザーズに上場を果たした、最年少上場社長です。この方の段取り力には驚かされましたが、ビジネスプランには、共感すると共に、もしかしたら「私たちにもできるかも」と思わせてくれるヒントがいっぱいの本でした。ビジネスプランの内容が勝負の分かれ目のようです。
Posted by
幸せから生まれる幸せ 村上さんの想いが伝わってきた。 最年少上場企業社長だが、至って普通の人だということがわかった。 人を為になりたい、彼の強い想いが伝わってくる一冊。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011年12月、史上最年少の25歳1ヶ月で上場を果たした社長・村上太一(たいち)氏。 リブセンスという、インターネットを使ったアルバイト情報サイトを運営する会社だ。 村上氏は、とても若々しく笑顔がキラキラと輝く社長だ。 高校の時に、株でうまくやっていったが、誰かにのためになっていると実感しなかった。 それがきっかけになり、世の中のためにと、起業を意識して準備を始めている。 大学では、起業の授業を1年生から受講し、プレゼンテーションで村上氏の企画案が選ばれた。 選ばれた人には、大学から部屋が提供され、そこで起業を果たす。 リブセンスは、成功報酬型の求人サイトで、アルバイトを採用したい企業や店は「無料」でインネットに募集広告を出すことができる。 その広告をみて応募してきた人が採用された時に、企業はお金を払う。 そして、採用が決まった応募者にリブセンスから「採用祝い金」が支払われる。 起業してから株式上場するまでの道は険しい道だったようだ。 はじめは給料を支払うこともできず、ゆっくりと家で休養することもできなかったらしい。 努力に努力を重ねた村上氏のリブセンスの歩みを、ぜひこの1冊で知っていただきたいです。
Posted by
・幸せから生まれる幸せ ・ルールが決まっているわけですから。それにいくら反発しても仕方がありません。ルールの中で最大限がんばるしかない。 ・そのとき、ウソをつくのはやめよう、と思ったんです。もう人にウソをつきたくないと ・自分が株取引をしていても、世の中で誰かが喜んでくれているの...
・幸せから生まれる幸せ ・ルールが決まっているわけですから。それにいくら反発しても仕方がありません。ルールの中で最大限がんばるしかない。 ・そのとき、ウソをつくのはやめよう、と思ったんです。もう人にウソをつきたくないと ・自分が株取引をしていても、世の中で誰かが喜んでくれているのか、まるで実感できなかったことだ。 ・ビジネスの一番の魅力は世の中の課題を解決できることではないか ・やっぱり競争ですから、敵の強さも把握しておかないといけない ・テレアポは断られてヘコんでいるとダメなんですね。 ・とても一生懸命で熱かった。 ・リブセンスらしい人材の評価軸がある。「仕組みが作れることです。 ・お金のために人は働かない。それはもはや大きな流れです
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
25歳の最年少上場社長とは、どんな人物なのか? なぜ、リブセンスという会社を立ち上げたのか? いろいろな疑問を抱きながら、きっと、ブックライター・上阪さんも村上太一さんと向き合ったのは間違いない。 実に、普通の若者が作り上げた会社。 「なくなったら困るような、文化とウェブサービスを作るのが目標」という姿に、お金儲けだけを考えていた、数世代前のITベンチャー起業経営者とは違うことを実感させられました。 彼の作り上げる未来に大きな期待をしつつ、応援したくなりました。
Posted by