逆説の日本史(別巻1) の商品レビュー
昔の国境は山や川という越せそうで越しにくい境界線で区切られているためか、隣同士でもずいぶんと気候や気質が違ってくるのだなあと思った。 山の向こうは水不足、川が流れるこちらは豊かな土地。 そらーひがみあって戦争になるわ。 国という単位で主要な歴史を一気に振り返る企画は、時間軸で日...
昔の国境は山や川という越せそうで越しにくい境界線で区切られているためか、隣同士でもずいぶんと気候や気質が違ってくるのだなあと思った。 山の向こうは水不足、川が流れるこちらは豊かな土地。 そらーひがみあって戦争になるわ。 国という単位で主要な歴史を一気に振り返る企画は、時間軸で日本を俯瞰する逆説の日本史シリーズをさらにおさらいするにはとても参考になった。 旅行する前にその周辺地域のところを読み返しても楽しいと思う。
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日本各地を旧国名でくくって歴史を紹介している。面白い切り口だけど、話がぶつ切りになりがちなので、注意して読む必要がある。本書は第一弾ということで、西日本の紹介。それぞれの国にそれぞれの歴史が有り、興味深い。 逆説の日本史ファンなら、すでにおなじみの話が多数再構成されて収録されてい...
日本各地を旧国名でくくって歴史を紹介している。面白い切り口だけど、話がぶつ切りになりがちなので、注意して読む必要がある。本書は第一弾ということで、西日本の紹介。それぞれの国にそれぞれの歴史が有り、興味深い。 逆説の日本史ファンなら、すでにおなじみの話が多数再構成されて収録されているので、読みやすいのでは?
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西日本を旅するには欠かせない本。各地の歴史を教えてくれる。 どうして長州があんなにも明治維新で倒幕運動に傾いのか、土佐は何故、武士にも階級があって平等主義思想を持った武士が多かったのか、鞆の浦は坂本龍馬いろは丸事件以外でも重要な街だったとか、日本最大の怨霊・崇徳天皇に関する裏事...
西日本を旅するには欠かせない本。各地の歴史を教えてくれる。 どうして長州があんなにも明治維新で倒幕運動に傾いのか、土佐は何故、武士にも階級があって平等主義思想を持った武士が多かったのか、鞆の浦は坂本龍馬いろは丸事件以外でも重要な街だったとか、日本最大の怨霊・崇徳天皇に関する裏事情とか…歴史情報が盛りだくさん過ぎて覚えられないので、西日本のどこかを旅する時には【要再読】の書だった。
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一国10ページくらいで、各国を解説する歴史お国柄解説本。よっぽど井沢元彦のファンなら読めばいいかな。
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この筆者の縄文人と弥生人から見る武家社会と貴族社会(狩猟社会と農耕社会)の考え方が日本史を1本の線と見た時さくさく読めてお気に入り
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自信に満ち溢れた著者の言い切りは、いつもスカッとします。 律令制以降の国別の成り立ちや特性を、簡潔な文章でわかり易く書かれてます。 東日本編も期待して読みたいと思います。
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面白かったです。 歴史を知ることが 今を知ることにつながりますね。 逆説の日本史を①から読み直したいと思いました。
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それぞれの地域の人々の性格、今で言うなら県民性に触れているところが一番面白かった。また、歴史を違う角度で見る、それぞれの地域にとっての歴史上のトピックスという観点で見ると、歴史も違う風に見えるのだなあと感心した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2012/9/6 Amazonより届く。 2017/4/26〜4/30 井沢版風土記。いつもの歴史物とは違った視点でなかなか面白い。この巻は西日本編。次の東日本編も楽しみ。
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