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マルドゥック・ヴェロシティ(新装版)(2) の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2023/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだまだ誰が仲間で、誰が敵なのかがわからないまま、最後の抗争へと物語が加速して行った。 カトルカールを操る真の黒幕は誰なのか。度々出てくるオクトーヴァー家の人たち。それぞれがそれぞれの野望のために動いているせいか、誰と誰が繋がっているかがよくわからない。 また、物語の途中で出てきた「虚無」という単語。ボイルドが今のところはナタリアを通して人間らしい自分を取り戻そうとしているだけあってここからの展開が楽しみ。 最後に連れ去られて決まったクリストファーは、これのせいで目が覚めなくなるのか。また、ショーン・フェニックスの物語がどうなるのかが楽しみ。ショーンのフルネームがわかった時はニヤッとしてしまった。彼もまたウフコックの物語にも関わっていたのか。と。ただ、スクランブルの時にそんな描写があったっけ?とも少し感じた。

Posted byブクログ

2022/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サーバーパンクは読みづらいと言われるけど この作品はあまりその読みづらさを感じませんでした。 疾走感が伝わってくる文章なのも その一因なのかな… (ただし、グロいシーンは多いけどな!!) 途中にこのご何かがありそうな意味深なシーンがあります。 ただ、展開次第ではその後にはつながらないのかな。 でも気になるところです。 そしてどうやらボイルドたちが立ち向かう敵は 何やらとんでもないことをしでかそうと しているようで… その描写がえぐいので要注意。

Posted byブクログ

2020/03/08

再読。 異能バトルも激しくなってきてええですなあ。敵の全貌も見えてきて個性的なやつらでまたたまりませんなあ。 仲間が死んでゆくという展開も始まりシリアスみを増し、ボイルドの静かな狂気も徐々に危うくなってきて、多方面でいろいろ大変。

Posted byブクログ

2016/04/23

カトル・カールの面々の描写に吐き気を催しそうになるほどの。敵味方、というより誰が敵なのかも味方なのかもわからず、またその有り様も目まぐるしく入れ替わっていく怒涛の展開。先が読めなくて終始興奮する。

Posted byブクログ

2013/11/10

さらに残酷で救いがなくなっていく第二巻。能力者対能力者の対決が描かれるので、一見マンガっぽいが、ハードボイルドや暗黒小説の方が近い。 主人公の行動と共に、徐々に真相が明らかになったり、すぐに闇の中に消えたりするところが、チャンドラーのようなハードボイルドのように読める。

Posted byブクログ

2013/03/02

欠けたピースが埋まらない。 ボタンを掛け違えているか。 (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋) ○四人一組が三つ。おおよそ指揮官を含めて最適な部隊人数(P.150-151)

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2013/01/17

ボイルドたちが巻き込まれた案件は彼らの有用性を図るというテストという軸に、オクトーバー社一族の世代交代という軸、マルドゥック市をリビルドするややこしい陰謀という軸という三本の軸が複雑に交錯した織物というか。はたまた、魔女の作り出す得体のしれないスープというか。 で、ハードボイル...

ボイルドたちが巻き込まれた案件は彼らの有用性を図るというテストという軸に、オクトーバー社一族の世代交代という軸、マルドゥック市をリビルドするややこしい陰謀という軸という三本の軸が複雑に交錯した織物というか。はたまた、魔女の作り出す得体のしれないスープというか。 で、ハードボイルドとサスペンスとバイオレンスが入り混じり、チャンネルの合わせどころか見つけにくい。あえてわざわざ混線している作り方をしているのが冲方印というもいうが、若くてあざとくて青い。

Posted byブクログ

2012/11/06

新装版で再読。結局、忘れいているので、読み返しながら思い出すということで読み進む。段々と思いだしてきて先の結末が読めているので、残念ながら初読よりは楽しみが少ないのは否めない。そういった読者側の事情はさておき、相変わらず、敵役のカトルカールの圧倒的な迫力には魅了される。ありとあら...

新装版で再読。結局、忘れいているので、読み返しながら思い出すということで読み進む。段々と思いだしてきて先の結末が読めているので、残念ながら初読よりは楽しみが少ないのは否めない。そういった読者側の事情はさておき、相変わらず、敵役のカトルカールの圧倒的な迫力には魅了される。ありとあらゆる障害を乗り越え、圧倒的な戦意を前面に押し出し、なおかつ、セリフが各々のキャラクターを彷彿させながら迫りくるのは本当に素晴らしい。また新装版の表紙カバーで描かれているメンバーの顔も素晴らしい、1巻がボイルドで3巻ウフコック、間の2巻がカトルカールで、09のメンバーでないことからも、本作がボイルドの話でありながらも、同時に彼らの話であることが端的に伺われる。

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2012/09/11

表紙は今回の悪役、カトル・カールの面々。 …ちょっと少ないけど。 話が転がって行ってたのが、 スピードが徐々に増してる感じの2冊目。

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