女子とニューヨーク の商品レビュー
ニューヨークと恋愛して、裏切られ、失望させられながらも、刹那的に成功を目指す女子と、取り巻く社交界を、その時代背景をリアルに描いた映画・ドラマ・小説で追った、まさしく"女子とニューヨーク"のガイド誌。 ニューヨークへの旅に出る前に、摩天楼聳え立つその街に潜む...
ニューヨークと恋愛して、裏切られ、失望させられながらも、刹那的に成功を目指す女子と、取り巻く社交界を、その時代背景をリアルに描いた映画・ドラマ・小説で追った、まさしく"女子とニューヨーク"のガイド誌。 ニューヨークへの旅に出る前に、摩天楼聳え立つその街に潜む背景を知れた一冊。 ブルックリン、イタリア系のエリアニュージャージー、保守的な富裕層エリアのアッパー・イースト・サイド MAD MEN ゴシップガールの背景を学ぶ。
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gossip girlやプラダを着た悪魔、SATCなどなどたくさんの作品を例に、女性誌やゴシップ誌の歴史を見ていく。 一言では説明できないけれど、わかる人にはもっとわかるし興味深いんだろうなぁ。 カタカナと脚注の多さがどうも私には合わなかったのだと思う。
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文化史であって小説ではないのに、読んでいて切なくなってしまった。 ニューヨークの摩天楼を作るのは男たち。そして摩天楼から落ちていく女たち。女性がシングルのまま世の中を渡っていくのは難しいのかな、やっぱり。なんて思う。
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NYってドライでクールなんだけど ほろっと人情がありそうなところが好き。 気分が落ちてるときにNYに行って セントラルパークの枯葉をザクザク踏みしめたり きどらないカフェでコーヒーを飲んで おしゃれピープルを観察したり オーガニックスーパーで買い物したり ヨガしたり...
NYってドライでクールなんだけど ほろっと人情がありそうなところが好き。 気分が落ちてるときにNYに行って セントラルパークの枯葉をザクザク踏みしめたり きどらないカフェでコーヒーを飲んで おしゃれピープルを観察したり オーガニックスーパーで買い物したり ヨガしたり。。。 ローフードレストランで食事をしたり♬ なにはともあれNYを題材にした女の子が魅力的だから これからDVDをたくさんみよ〜っと!! 冬のNYにまた行きたい〜!!
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摩天楼に魅了された女子達(girls)を、50sからの系譜として読み解く(ホリーゴライトリーからSATC、ゴシップガールまで)、という視点がとっても新鮮に感じました。 VOGUEとHarper's BAZAARの因縁?とか、歴代編集長が創り出した時代の遍歴とか。刺激され...
摩天楼に魅了された女子達(girls)を、50sからの系譜として読み解く(ホリーゴライトリーからSATC、ゴシップガールまで)、という視点がとっても新鮮に感じました。 VOGUEとHarper's BAZAARの因縁?とか、歴代編集長が創り出した時代の遍歴とか。刺激されるポイントも多々。サブカルチャーではなく、メインカルチャーで論じられているのがすごく潔くていいです。 映画版「ティファニーで朝食を」に長らくピンと来ていなかったのですが、今一度観返そうと思います。
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あそこまでの人気作となった「セックス・アンド・ザ・シティ」の何が面白いのか、誰が書いていることもなんだかずれてて、いままで一度も納得したことがなかった。しかし、この本で初めてそれをピタリと言い当ててる文章に出会い、本当にすっきりした。最初は川本三郎の映画の本のような本なのかな?と...
あそこまでの人気作となった「セックス・アンド・ザ・シティ」の何が面白いのか、誰が書いていることもなんだかずれてて、いままで一度も納得したことがなかった。しかし、この本で初めてそれをピタリと言い当ててる文章に出会い、本当にすっきりした。最初は川本三郎の映画の本のような本なのかな?と、連想ゲームのようにニューヨークを舞台にした女性映画について書いていく本なのかな? と思ったら、第4章で思わず泣いてしまった。日本に震災と深刻な不況が起きてなかったら、他人の町のニューヨークの話で涙することもなかったと思う。だから第4章以降の、9.11以降のニューヨークがどう描かれるかという内容も興味深かった。
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ニューヨークの文化史、「ヴォーグ」などの雑誌から見る女性史的な、思ったより硬派な講義っぽい内容だった。とはいえ語り口調は読みやすいし、楽しみながらいろいろと勉強になったことは確か。 ただ、個人的なことだけど、この本に限らずよく思うんだけれど、わたしはニューヨーク文化とか海外女性...
ニューヨークの文化史、「ヴォーグ」などの雑誌から見る女性史的な、思ったより硬派な講義っぽい内容だった。とはいえ語り口調は読みやすいし、楽しみながらいろいろと勉強になったことは確か。 ただ、個人的なことだけど、この本に限らずよく思うんだけれど、わたしはニューヨーク文化とか海外女性雑誌とかアメリカ映画とか、そういうテーマをきくとわくわくするくせに、実際に読むとあまり内容についていけない気がする。背景知識が少なくて出てくる人々にそれほどなじみがなく、あまり共感できないから? 結局、こういうスノッブというか文化的というか上流というかそういう世界に感覚的になじめないから? 基本ノンフィクションが苦手だから? 単にバカだから? 「セックス・アンド・ザ・シティ」の分析がすばらしく、いちいち、こんな意味があったとは!、こういうことだったのか!、と驚き、感心した。 ……のだけれども、このドラマがただただ大好きだったわたしとしては、自分でもよくわからないんだけれど、勝手に悲しくなって落ち込んでしまった。 結局、ニューヨークという都市に恋した田舎娘の話、という。ミスター・ビッグは権力ある男が築いた大都市の摩天楼の象徴で、ミランダもシャーロットもサマンサも、それぞれ階級が違う人たちが住みわけるニューヨークの通りの象徴でしかない、という。なんだか、すべては幻、という感じがして。 キャリーが年老いたら、ニューヨークを徘徊してカフェで街の思い出をひとり語りするような孤独なおばあさんになるような気がして……。 あと、わたしは前向きでないので、ニューヨークが舞台でも若い女の子のドラマはあまり興味がないのかも……。 ……どうもうまく感想が書けません。なんかモヤモヤしています……。
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