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シップブレイカー の商品レビュー

3.6

24件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2013/03/11

課題本読了。 ねじまき少女よりも読みやすかったり。 というか、SFというより本当にヤングアダルト。 少年少女の冒険譚という感じ。バックボーンに関して、世界をガッツリ作っているけど。

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2013/03/03

メゴドントで一世を風靡したパオロの第二作。前作の雰囲気を色濃く残しているが、実世界のアメリカはまた石油ジャブジャブ文明に戻りそうな気配が濃厚。

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2013/01/24

うぅーん。おもしろかったけど。 前作のアジアテイストとか、SF要素とか、群像劇の印象が強すぎたなぁ。本作はちょっと退屈な印象。 石油に落ちるシーンは好きだったな。緊張感、絶望感、開放感。お約束だけどカタルシス。自分の決断で道を切り拓く主人公。最後の戦いも成長が感じられてよい。 助...

うぅーん。おもしろかったけど。 前作のアジアテイストとか、SF要素とか、群像劇の印象が強すぎたなぁ。本作はちょっと退屈な印象。 石油に落ちるシーンは好きだったな。緊張感、絶望感、開放感。お約束だけどカタルシス。自分の決断で道を切り拓く主人公。最後の戦いも成長が感じられてよい。 助っ人が入れ替わっていくのとかは、作為が感じられすぎて苦手だったかな。

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2012/12/02

 「ねじまき少女」と同じ“石油エネルギーが無くなり、温暖化(?)で海面が上昇した未来”が舞台。前作を読んでいて設定になじんでいる分読みやすかった。SF小説としては、ジュブナイルというかYAだが、波乱万丈&手に汗握る展開がテンポよく、このまま映画化してほしいくらい楽しめた。  「ね...

 「ねじまき少女」と同じ“石油エネルギーが無くなり、温暖化(?)で海面が上昇した未来”が舞台。前作を読んでいて設定になじんでいる分読みやすかった。SF小説としては、ジュブナイルというかYAだが、波乱万丈&手に汗握る展開がテンポよく、このまま映画化してほしいくらい楽しめた。  「ねじまき少女」では、ぜんまいが動力だったが今回は、高性能の帆船が登場する。また、この「シップブレーカー」に登場する半人は、日本で遺伝子改造されている。どうも作者の頭の中では未来の日本は遺伝子工学が進んでいるみたい。テクノロジー立国日本として平和で繁栄していることを祈りたい。       

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2012/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012 11/20読了。ACADEMIAで購入。 @sakstyleのエントリを見て読んだ本。 最近注目中のパオロ・バチガルピの新刊。 いつもどおり(笑)石油資源の枯渇した未来で、放棄された石油タンカーから使えるパーツをとってくるシップブレイカーの少年主人公が、企業内対立から逃れてきた富豪の少女と知り合い・・・という筋立て。 『ねじまき少女』とは変わって、主人公が苦難を乗り越えてチャンスをつかんだりとわかりやすくハッピーエンド風。 石油のない未来観とかも面白くて、良い感じだった。

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2012/11/02

石油が枯渇した近未来のアメリカを舞台にしたYA。 YAだから「ねじまき少女」より読みやすかったです。ねじまき少女や半人やトゥルー・ブラッドを製造するニッポンっていったい・・・!?

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2012/10/23

ヤングアダルトで、お約束な展開。 バチガルピらしさは感じられる。 2011 年 ローカス賞ヤング・アダルト書籍部門受賞作品。

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2012/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スケールがヤケに小さい気がするが、少年主人公が色々悩んで考えて頑張ってて、なかなか良かった。 あと、悪いほうへ悪いほうへ展開が進んでいくのが面白かった。 そりゃあ確かに、運がよかったのか悪かったのか、いちいち考えたくもなるわなー。 あとピマが可愛かった。表紙にちゃんと載せておいて欲しかった。

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2012/09/20

ねじまき少女が、面白いながらも 情報量の多さを上手く消化しきれず なんとなく無茶にまとめた印象やったけど コレはシンプルで読みやすかった。 簡単に映像として脳内再生が出来たし それでいて伏線の回収がうまくて 派手さは無いけど非常に良い作品。 トゥールが気になるわーっ笑

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2012/09/17

良きジュヴナイル。 「親方!空から女の子が!」じゃなくて「難破船から女の子が!」なお話。 『ねじまき少女』は未読のため、先入観がないからか単純に、素直に楽しめた。 ラッキー・ガールを救おうと奔走するところも勿論面白かったが、それ以上にネイラーとどうしようもないクソ親父のリチャー...

良きジュヴナイル。 「親方!空から女の子が!」じゃなくて「難破船から女の子が!」なお話。 『ねじまき少女』は未読のため、先入観がないからか単純に、素直に楽しめた。 ラッキー・ガールを救おうと奔走するところも勿論面白かったが、それ以上にネイラーとどうしようもないクソ親父のリチャードの親子関係と、半人のトゥールの存在が良かった。 家族の定義や人と人との絆のあり方を考えさせられた。 そして深く描かれはしないけれど、YAの割にはシビアな社会のかたちも興味深かった。ネイラーとラッキー・ガールの間には完全に社会的な線が引かれている。それでも強くしたたかに生きていこうとするネイラーをはじめとした“シップブレイカー”たちの姿が良かった。

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