戦略ケースの教科書 の商品レビュー
松田久一著「戦略ケースの教科書」かんき出版(2012) *一般的には「組織は戦略に従う」(チャンドラー)という基本原則で考える。しかし、有効性を高めるにはもっと工夫が必要である。会社の組織は、軍隊組織のように規定などのシステムが明確ではなく、もっと穏やかな物だからである。戦略の実...
松田久一著「戦略ケースの教科書」かんき出版(2012) *一般的には「組織は戦略に従う」(チャンドラー)という基本原則で考える。しかし、有効性を高めるにはもっと工夫が必要である。会社の組織は、軍隊組織のように規定などのシステムが明確ではなく、もっと穏やかな物だからである。戦略の実行性を高める重要な鍵は、組織や企業文化と戦略との適合性である。
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戦略というものがその時々の時流によって変化する、ということを深く理解できた。たぶん、2025年にはまた違った戦略論が出来上がっているのだろう。 「教科書」と銘打つだけあって、特に目新しい戦略は見当たらないが、戦略の歴史を学ぶのには最適です。
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事例がたくさん載ってる風だったから買ったけど、誰が調べてもわかるようなことを単にフレームに乗っけてるだけで、ひとつひとつの分析が浅い。なんていうか、いろいろ残念。
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企業戦略について、理論と各企業の事例や戦略パターンにより語られる。企業の事例については説得力に欠けるデータもしばしば見受けられた。企業の内側に強みを見出すRBVとコアコンピタンスは非常に有効な戦略だと再認識した。
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